MY舞☆TONIGHT
曲について
TVアニメ2期3話の挿入歌です。アニメのストーリーで、1年生と3年生が紆余曲折ありながらも最終的にそれぞれの個性を織り込んで制作したという1曲です。曲調は鞠莉の好きなロックにダイヤの箏を始めとする和のテイストが加えられた和ロックという感じです。振り付けでも鞠莉はエアギターしてますね。無音区間で花丸の主張していた「無」が入っていたり、「焔 (ほむら)」のような厨二病感ある (?) ワードが使われていたりと、2話でみんながやりたいと言っていたことがすべて含まれているように思います。衣装もルビィが「お姉ちゃん、絶対似合う」と言っていた着物風のものになっています。
歌詞としては、それぞれの輝きたいという気持ちが集まってやっと生まれたAqoursで、今は心のままに楽しく夢中になって踊り続けたいという感覚が表されているのかなと思います。「まだ小さな焔が ひとつになれば奇跡が生まれ」がそんなAqoursの歴史を語っているような、あるいは今回の作曲のために1・3年生が団結した様子を指しているような、そんな感じがします。個人的には「この世界はいつも あきらめないこころに 答えじゃなく 道を探す手掛かりをくれるから」という歌詞が好きです。失敗しても諦めずに頑張っていれば新しい可能性が見えてくる、ということを、世界が自分たちを肯定的に受け止めてくれているような感覚で表現している感じがします。あくまで答えは自分たちが出すものだという部分も、みら僕の「未来の僕たちはきっと答えを持ってるはずだから」に通じる部分があるのかなと思います。
また、ラスサビ前の「胸の声に導かれて 道がまた開けたよ」という歌詞がストーリーと関わっている感じがして、「胸の声」はMY舞☆TONIGHTの後に続けて披露される君ここの「胸に聞いたら "Yes!" と答えるよ」を思い起こさせますし、「道がまた開けたよ」は学校説明会へ向かう道を感じさせて、全体として学校説明会で君ここをやるために必死に探して見つけたルートのことのような気もします。
この曲はカッコいい系の曲調なせいもあって、ソロパートの歌い方がみんないい感じです。個人的には「ほら大きく広がれ」のきんちゃん、「羽みたいに手伸ばして」のあんちゃんがめちゃくちゃ好きです。
ライブでは火を使った演出でまさに熱くなるため踊ってる、って感じがします。「踊れ」と言っている曲だけあって、個人的にはかなりダンスに見応えがあると思っていて、1番のお気に入りはサビの「熱くなるため」のところで掌を4回ひらひらと下ろしていくところです。ここ、特にあいきゃんなんかがめちゃくちゃ上手くて、流れるように綺麗なのに止めるところではピタっと止まっていて、本当に優雅という感じで見惚れてしまいます。サビ終わりの「MY舞☆TONIGHT (DANCING TONIGHT)」のとこのフォーメーションダンスや、鞠莉のエアギター、冒頭の黒澤姉妹の口元アップが重なるカメラワーク、花丸のウインクと見所がたくさんあります。個人的にはラストのところで「Ha Ah!」って言いながら決めるあんちゃんのポーズ・表情がめちゃくちゃカッコよくて最高です。
4thライブに向けて
確定とは言えないかと思いますが、まだ衣装が再現されていない曲という意味で結構来るんじゃないかと思ってます。衣装が再現されるなら、ぜひそのまま未熟DREAMERもやって欲しいです。盛り上がり枠としてはデイドリやスリワンと同じブロックに入れるのもよさそうですね。
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