コワレヤスキ

曲について

Guilty Kiss 2ndユニットシングルの表題曲です。曲にも出てくる「fragile」は脆いとか割れやすいみたいな意味で、タイトルの「コワレヤスキ」にそのまま該当する英単語だと思います。「コワレヤスキ」とカタカナ表記にすることで、表面上は硬そうに見えてもヒビが入ると脆く崩れてしまいそうな感じが出ていてうまいなと思います。

今までのギルキス曲は "攻める系オトナ女子" だったと思うんですが、この曲では包み込むタイプの包容力のある大人が描かれているなと思います。自分だけが気付いている相手の本心や弱さを受け止めてあげたいという優しさと、「私がずっと君を守るよ」という強さの両方が感じられます。破れそうな殻に籠っている相手の様子はINNOCENT BIRDにも似ている気がしますが、INNOCENT BIRDは「きっとおんなじキモチなの」という親近感・対等感があったのに対し、コワレヤスキは「私とはきっと反対だから」という違う相手を受け入れる包容力・年上感があって、歌い手側から感じられる魅力が違うなという感じがします。

曲としてもAメロ・Bメロ・間奏での緩急の流れがサビでの盛り上がりのためにすごくうまく作られてるなと思うし、それがライブパフォーマンスでは照明効果やダンス、表情がつくことでさらに強調されるので、ライブで聴くと余計にテンションがめっちゃ上がる曲という印象です。サビの振り、そんなに動いてないんですよね。なのに止まっていることで表現される意志の強さ、強調される表情や一つ一つの動作でこちらも力強く棒を振りたくなります。やっぱギルキスの表題曲はライブでの最大級ブチ上がりポイントだなと改めて感じます。

2nd BDで絶対に観て欲しいのは、2サビ終わりの「抱きしめるよ」のところのりきゃこです。唇を震せるほどに想いのこもった、相手を救いたいのに届けきれない歯がゆさを感じさせる表情に本当に引き込まれます。りきゃこはこの曲に限らず、感情的な曲での没入したパフォーマンスが本当にうまいと思いますし、2ndライブ、特にギルキス曲ではそれを感じられる場面がこの曲以外にもたくさんあって本当によいです。

あとはあいにゃのパフォーマンスも、個人的に1stのときは "カッコつけようとしてるとこがかわいい" という印象だったんですが、2ndのギルキスパフォーマンスは本当にカッコいいのでめっちゃ成長してるなという感じでとても好きです。キックいいぞ。

あいきゃんは相変わらずめちゃんこカッコよくて、とにかく表情がよすぎるんですが、他にもHiHi煽りの拳の突き上げ方がカッコよくて完全に乗せられてしまうし、ラスサビ前のヘドバンやwow wow wowのシャウトもヤバイです。

あとはアナグラムで遊ぶのが楽しくて、好きな画像に「コレスキヤワ」って言ったり、すきやきを食べて「コレワスキヤキ」って言うのが楽しい。

4thライブに向けて

コレスキヤワ。

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