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5月, 2021の投稿を表示しています

Awakening Promise

Awakening Promise では12話で自分の中の気持ちを止めずに進んでいくことを決めた歩夢の感謝と決意が綴られています。 侑ちゃんが一番好きだった自分から、ファンのみんなも大好きになっていく自分へと変化していることへの戸惑いや恐怖を、せつ菜からの言葉・ファンや侑ちゃんとのやりとりで乗り越えた歩夢。 "みんなが教えてくれた勇気の力" という歌詞の「みんな」には、そんな侑ちゃんやせつ菜、ファンへの想いが込められていると思います。 歩夢にとってもせつ菜は最初にスクールアイドルへのときめきをくれた相手であり、Dream with Youのときに憧れた「自分の気持ちを止めずに表現できるスクールアイドル」を目指すとは、どんな気持ちでも今の気持ちを止めないことだと改めて初心から思い出したのだ、と僕は捉えています。 そんな気持ちが "私 この道 歩いてくって決めたんだ もっと (この) ときめき 大事にしたいから" にすべて詰まっていると思います。 13話のスクールアイドルフェスティバルで歩夢が披露していたのはAwakening PromiseではなくDream with Youのようでしたが、これはAwakening Promiseは侑ちゃんにこれから自分が歩んでいく道を伝えるための曲であり、ファンのみんなへの今の想いは侑ちゃんとの始まりのときに感じたのと同じときめきだから、それを伝えるためにファンのみんなにはDream with Youを歌っていたのだと思っています。 そして、"出会いたい沢山の笑顔" という歌詞にファンのみんなを大切にしていくことを決めた歩夢がこれから目指してく自分なりのスクールアイドル像があるのだと思います。 ただし、この曲は「これからどんな道を歩いていくか」だけでなく、「これまでの道に感謝している、そしてその気持ちはずっと残っているよ」というメッセージが含まれていることも重要だと思います。 "あなたが私にくれた勇気を抱いて" や "伝えよう 沢山のありがとう" などの歌詞から、始めるきっかけをくれた侑ちゃんへの感謝を、"思いは繋がってるから"、"届けたい思いは空超えて 心と心 結ぶんだね" などの歌詞から物理

Solitude Rain

Solitude Rainもまた、アニメ8話の物語である「自分の本心を曝け出すことが怖かったしずくが自分を曝け出せるようになる」という様子を描いた曲だと思います。 物語冒頭では「理想のスクールアイドルを演じたい」とインタビューに答えていたしずくが、"私じゃない完璧な誰かにはもうなれなくたっていい" という歌詞を歌うに至るまでの心情変化が描かれています。 しかし、ただ自分を曝け出すことが可能になる、というだけでなく、「本当の自分を絶対に見せるんだ」という強い宣誓・衝動のようなものを感じます。 "この目を見つめて欲しい" は、目を逸らしたり誤魔化したりする気はないという固い意思を、"その瞳に映して" はそんな姿を目に焼き付けて欲しいという自信を感じます。 単に自分の本心を打ち明けることに抵抗がなくなるだけでなく、むしろ積極的なまでになるというのはかなり劇的な変化だと思います。 もちろんこの曲は劇中劇である「荒野の雨」に登場する劇中歌という立ち位置もあるので単純にしずくの気持ちだけを表しているわけではないとも言えるところが複雑ですが、終演後のインタビューでしずく自身が「本当の私を見てください」と言っていることからも、その強さの度合いはともかく積極性は生まれているなと感じます。 個人的にはこれはかすみがぶつけてくれた言葉に応えたところもあるのかなと思っていて、かすみとの会話においてしずくは結局その場で返事はしていません。 だからこそ舞台の場でそのアンサーとして想いを伝える上で、かすみがくれた熱い言葉に報いるために強い態度で覚悟を示したかったのかなとも思っています。 曲名の「Solitude Rain」は翻訳すると「荒野の雨」であり、劇のタイトルの英訳であると言えます。 一方 「Solitude」 には「独り・孤独」のような意味もあり、周りに人がいないイメージから転じて「荒野」の意味も持つようになったのだと思います。 Dメロにある "世界でひとりきりの私になる覚悟ならできているから" の "ひとりきり" はここからきている部分もあるかなと思います。 このひとりきりは、言葉通りだと孤独になる、誰にも受け入れられなくても構わない、という感じの解釈もできるかと思いますが、Poppin

Butterfly

どこまでいってもButterflyの個人的パンチラインは "初めてで一番の You're my dearest treasure" なんだよな。 これを遥ちゃんと解釈するのはいいとして、重要だと思うのは "初めて" の部分で、dearest treasureは遥ちゃんだけじゃなくて他にもあると暗に言っているように捉えられる — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 それはアニメで描かれたように同好会のみんなだったり、同好会という居場所だったり、スクールアイドルでいることだったり、スクスタまで広げればスクールアイドルでいさせてくれるファンだったりもすると思っていて — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 そんな自分の好きなものたちをdearestとして大切に想ってるところも、その中でもやっぱり遥ちゃんが一番だと言えてしまうところも、そう言い切った歌詞を歌っても自分のファンなら受け入れてくれるという信頼も、全部近江彼方すぎるんだよな。それがこのたった1行に詰まっている。 — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 以上です。お疲れ様でした。 さすがにもうちょっとちゃんと書きます、調子乗ってすみませんでした…… 1番は彼方が遥との思い出を振り返りながら、これからに向けたメッセージを送っているように思います。 冒頭 "Hey... Now listen" はこれから話すことをちゃんと聞いて欲しいから呼びかけているように感じますし、"Now" が成長し気付きを得た今だから言えることだと強調しているようにも感じます。 "手を繋いで Time goes by 強くなれたんだ その温もりで" が彼方が遥ちゃんのことを守りたいと思い、家事やバイトを頑張り続けていた原動力を感じます。 MVで回想のように流れてる遥ちゃんの笑顔を見ると、かわいすぎてそりゃ過保護にもなるな、みたいな謎の納得があります。 繋いだ手の温もりの話は、Dream with Youの歩夢と侑を思い出すところもあります。 Bメロの "一人きりじゃもう両手い

ツナガルコネクト

璃奈ちゃんの曲もまた、電子音がベースになっていたり、テンポも早めでダンスも動きまくっていて、いつもの璃奈ちゃんらしさが溢れている曲だなと思います。 アニメ6話のタイトル同様、歌詞についに顔文字が登場したのも、璃奈ちゃんらしいです。 劇中でもスタンプを多用していたし、文字チャットに慣れていそうな璃奈ちゃんは顔文字をすごく使いそうだなと思いますし、二次元に描かれた顔というのが璃奈ちゃんボードっぽさもあります。 そしてこの曲でも璃奈ちゃんにとって大切な「繋がる」というキーワードが、歌詞中の "Connect しよ" はもちろん、曲名にも "ツナガル" "コネクト" としてダブルで現れています。 歌詞もかなり第6話の内容に沿っているなと思います。 1番の歌詞はコミュニケーションがうまくできず苦しんでいた過去から、スクールアイドルを始めるところくらいまで (つまり時系列的には6話以前だけど、6話でも語られている部分)、2番はスクールアイドルを始めてライブに挑戦しようとして一度挫折する話 (つまり6話の主線の話) に大まかに対応しているかなと思います。 1番のサビは璃奈ちゃんがライブをしている瞬間の気持ちと捉えるのが自然そうですが、1番はスクールアイドルを始める前と考えると、璃奈ちゃんが3話でせつ菜のパフォーマンスを見た時に感じたことが歌われていると考えることができて、それもまた面白いかなと思っています。 ちょっと先走ってしまいますが、1番では "カラフル!笑顔!心地いいな♪" とどこか受け取る側に感じる「心地いいな」だったのが、ラスサビでは "カラフル!笑顔!心地いいね♪" と実感を伴った「心地いいね」に変わっていて、まるで自分がライブで感じた気持ちに対してファンに同意を求めているように感じるのも、そう思うポイントかなと思います。 そう考えると、"ココが私の好きな場所" は自分がステージに立っているかどうかとは関係なく、みんなの気持ちが繋がる「スクールアイドルのステージ」なのかなと思います。 (余談ですが、スクスタのキズナエピソードでも璃奈ちゃんはせつ菜のステージを通じてみんなの心が1つになる瞬間を体験したことが初期の大きなモチベーションになっています) 2

La Bella Patria

La Bella Patriaについては VIVID WORLD の投稿をしたときに少し触れたのですが、この曲はエマちゃんがスイスの家族に向けたメッセージを歌った曲だと思っています。 スクスタのエピソードではエマちゃんがスイスの家族から送られてくるビデオレターを保管しているところが描かれていますが、この曲は逆にスイスの家族へと送るソングレターのようなものだと捉えています。 「今は仲間とも出会えて夢に向かってトキメキながら楽しく過ごしているよ」というメッセージが、これまでを振り返りながら語られているように思います。 "La Bella Patria (美しい故郷)" や "La Bella Famiglia (愛しい家族)" などの語りかけの言葉からも、家族を意識しているように感じます。 VIVID WORLD の投稿でも書きましたが、僕が思うこの曲の構成はおおまかに、 1番:日本に来てスクールアイドルを始めたあたり 2番:スクールアイドルとしての活動を始めた今 ラスサビ:これからへの想い となっていると思います。 1番は日本にやってくるあたりで、"運命のドア 開いたなら" など始まりの瞬間を感じますし、"トランクいっぱいに詰め込んだ思い出" もスイスから家族との思い出を胸にやってきたときのことを描いているように思います。 アニメ5話冒頭も思い出しますね。 "自分の気持ちにウソをつくのってすっごくむずかしいね" もスクールアイドルをどうしてもやりたくて追いかけて日本まで来た気持ちを再確認するようにも聴こえます。 この部分はアニメで使われた文脈から、自分のイメージを守るためにスクールアイドルになることを躊躇する果林に響く部分でもあると思います。 果林との関係で考えると、エマもまたスクールアイドル同好会が廃部になりスクールアイドルができなくなった時、諦めようとまでしていたかはわかりませんが、自分から行動を起こせなかったところを果林の手助けを受けて同好会を復活させることができたという経験があります。 その意味で、自分の気持ちが止まりそうになっていたところを果林に背中を押されたと感じていることから、今度は自分が果林の力になりたい。 そして悩みが自分と同じ気持ちを閉じ込めようとす

サイコーハート

正直に言うと、村上奈津実さんが発売直後に長文の感想チョクメを送ってきたため、かなりその感想にバイアスされてしまったところもある気がするんですが、それも踏まえて自分なりの感想をまとめていこうと思います。 サイコーハートもまたこれまでの3曲と並んで愛さんらしい曲です。 愛さん曲はライブでの勝利が約束されたようなものなので、もはや「そろそろギャップのある曲来ないかな?」よりも「キタキタこれこれ!」という気持ちの方が強いですね。 個人的には今までの曲よりも、朝だったり夏フェスみたいな季節感・空気感を強く感じて、そういう意味でもスクールアイドルフェスティバルに合っている曲なのかもしれません。 イントロの感じも日が昇ってるような雰囲気がありますし、"24-7" だったり、"とまらナイッ & デイ" だったり、"眠ることさえもね もったいないってくらい" などの歌詞から、夜のことなんて忘れてずっと昼間を続けているようなイメージが湧きます。 歌詞についてはまず、ダジャレ・韻踏みのオンパレードですね。 "Sky So Blue" と "深呼吸"、"Dance with you" と "夢中" "とまらナイッ & デイ" (止まらない・Night & Day) "24-7 (トゥウェンティフォー セブン)" と "上々なキブン" "太陽" と "降り注ぐよ"・"照らしてくよ"・"さぁ行こう!"・"サイコー" "愛が Sun Sun と" (Sun = 太陽・燦燦と・愛さん) "太陽" と "見たいよ"・"見せたいよ"・"なりたいよ"、愛 "太陽" と "会いたいよ" "サイコー"と "カンドー" と "アリガト" たぶん僕が気付いてないやつが他にもあるだろうと思います。

DIVE!

DIVE!は歌詞全体として第3話におけるせつ菜、あるいは中川菜々の「自分が好きなことを貫くことへの葛藤、そしてそこからの解放」が描かれているのを感じます。 自分の大好きが他の人の大好きを傷つけたことへの後悔から自分の大好きを封印することを決めたせつ菜。 "不器用かな でも 傷ついたって構わないよ" の部分は、「器用に自分の気持ちを制御したりできない、そのせいでこれから障害があったとしても止められない」という解放されてからの気持ちが乗っている歌詞だと思いますが、同時に誰にも相談することなく1人で抱え込んで自ら身を引いてしまったせつ菜の不器用さだったり、傷つけてしまったことへの後悔の気持ちなど、大好きを封印するに至ったときの気持ちの対比にもなっているように感じます。 第3話の終盤では、侑の言葉で「それでも大好きを貫いていい」と認められたことにより、自ら施したスクールアイドルが大好きな気持ちの封印から解放されます。 DIVE!の歌詞はほとんどが自分の気持ちに関することですが、"重ねた出会いがこの瞬間 (とき) 彩るよ" の部分に他人が出てきていて、侑、あるいはスクールアイドル同好会のみんなによって解放された気持ちへの感謝があると思っています。 2番の "一番大切な場所を見つけたから" は、スクールアイドルとして立つ舞台のことでもありつつ、スクールアイドル同好会という自分の大好きを認めてくれる場のことでもあるのかなと思います。 封印に関しては "心に鍵かけて" という表現がありますが、 LIKE IT!LOVE IT! に関するの投稿でも衣装に鍵がついている話をしました。 また、"無限に広がる宇宙 (そら)" という歌詞もLIKE IT!LOVE IT!で描かれた空を思い出します。 "空の高さは自分次第で自由に変えていけるんだって" から "無限に広がる宇宙 (そら)" まで高さを変えているところから、せつ菜が感じている強い解放感が伝わってくるようです。 また、"曇りない気持ちで" という歌詞の「曇り」というのも空から来るイメージと掛けている部分があるのかなと思っています。 「DIVE!」という曲名は、MVでは「海の

Poppin' Up!

今までのかすみんの楽曲は (Margaretを除いて) コールをして一緒に盛り上がる曲が多かった印象ですが、一方のPoppin' Up!はノれる曲だし括弧書きの歌詞が多くありつつも、そんなに合いの手を入れるような感じではないかなとも思っていて、かわいくぴょこぴょこ動くかすみんをじっくり堪能できそうな曲だなと思います。 "かわいいはこの世界を救うから" という歌詞に、アニメに限らず今までの虹ヶ咲の展開を通じて描かれてきたかすみんのかわいいに対するこだわり・矜恃みたいなものが1行で綺麗に表されていると感じます。 そんな「かわいい」というかすみんの色・"私色の瞬きが溢れてる だから笑って" という歌詞から、2話でも描かれたファンを大切にする姿、ファンにかわいさを伝えることで笑顔を与えたいという気持ちに触れることができると思っています。 "うつむいちゃっても そんな時こそね (Keep on smiling) 1秒でも長くかわいくいたいから" という歌詞も好きで、「元気を出したいから無理に笑う」のではなく、「笑顔じゃないかわいくない姿なんて嫌だから笑う」というのが無理やり気持ちを切り替えるのではなく自然に気持ちのままに笑顔になれそうな感じがしていいなと思いますし、かすみんが歌うからこそ言葉がスッと入ってきて受け入れられる説得力があると思います。 "細胞レベルの" とか "地球の果ての果てまで" とか、大袈裟な表現を使うのも、感情表現が豊かなかすみんらしくていいなと思います。 一方で、"絶対的 CONFIDENCE 欲しいな" や "見つけて 見つけて ここにいるの" などの弱気なところ、「一番かわいいのはかすみんですからね」といつも言っていてもやっぱり少し自信のないところもあるんだなというのが (Margaretに引き続き) ギャップとして見られるのがよいですね。 実際アニメ2話でも、自信を失うという方向とはちょっと違うかもしれませんが、自分が思う「かわいい」を他人に押し付けてしまったことに悩むかすみんが描かれていますし、そういう意味で今の自分のままでいいのか不安に思うところもあったのかなと思います。 そんな中でも「それぞれが

Dream with You

Dream with Youは1番Aメロの "ずっと隠してたの ココロの奥 芽生えてた気持ちを見ないフリして" のところにアニメ1話を通して描かれた、歩夢の口からも直接侑ちゃんに語られた想いが込められています。 Dream with Youはさらに、どうしてその想いを打ち明けようと思ったのか、どんな想いで打ち明けているのかまで語っているように思います。 この部分が "言葉じゃ足りないから歌に乗せるんだ" に対応してるようにも思います。 僕は歩夢が今まで秘めていた気持ちを明かしてスクールアイドルを始めようとした理由として、もちろん自分自身のスクールアイドルへの憧れもありますが、それだけでなく侑の気持ちを後押ししたかったという気持ちもあるんだと思います。 ライブに影響を受け、スクールアイドルへの大好きの気持ちに溢れて行動を起こす侑に対し、歩夢もスクールアイドルに魅了されながらも、その時点では自ら行動を起こすには至りませんでした。 そう考えれば歩夢はもし侑がいない1人だけだったら、やはりスクールアイドルを始められずに気持ちを秘めたままだったと思います。 侑の「誰かを応援できたら何か変わるかもしれない」という気持ちは、歩夢があそこで自分の気持ちを打ち明けなければ止まってしまうところでした。 スクールアイドルへのときめきを素直に表現する侑への憧れとか、その侑の気持ちを止めて欲しくないとか、そういう侑への思いやりの気持ちが歩夢を引っ張ったからこそ、歩夢は自分だけでは破れなかった殻を破ることができたのだと思っています。 そういう「侑ちゃんがいたからこそ前に進めた」という気持ちが、"そんな私の背中 押してくれたね"、"繋いだ手 その温もりが 胸いっぱいの勇気をくれたから" などの歌詞に現れていると思います。 ("繋いだ手" はスクールアイドル部を探すときに部室棟に向かって手を引かれていた場面なんかも連想してしまいます) 11話の「侑ちゃんだけのスクールアイドルでいい」というのも、単に侑のことが大好きだから他の人がどうでもいいということではなく、この「侑ちゃんの誰かを応援したいという気持ちと歩夢のスクールアイドルとして自分の気持ちを表現したいという気持ちを、2人ならお互いに叶えられると

決意の光

 ※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります 決意の光はこれまでの栞子の物語がかなりわかりやすくそのまま歌詞になっているという印象で、歌詞のほとんどの部分から、それぞれに対応する栞子のエピソードが浮かんできます。 後から見ていくキズナエピソードでの「迷いや悩みも含めて今の気持ちをそのまま伝える」という話や、曲中にもある "飾らずに打ち明けたなら" という歌詞でも言われているように、意図的にわかりやすい歌詞になっているのだと思います。 栞子のまっすぐ系スクールアイドルという肩書きも、これまでのことを言葉で本当に素直でまっすぐに伝えてくれているこの曲と合っているなと思います。 "私が望む遥かな世界"・"誰もが幸せになれる世界" は栞子がスクールアイドルになる前から、生徒会長に立候補したときにはすでに理想としていた世界でした。 姉である薫子がスクールアイドルに入れ込みすぎたせいで人生のキャリアを台無しにしてしまい、不幸になったのだと考えた栞子は、誰も間違った道で失敗しない・適性のある道で成功する世界であれば誰も不幸にならないのだと考え、虹ヶ咲学園をそんな場所にしようと生徒会長に立候補します (薫子周りの事情はこの立候補時点では明かされておらず、1st Seasonの最後で明かされることになりますが……)。 スクールアイドルが栞子にとって失敗の象徴であるが故に、特にスクールアイドルへのあたりが強くなるという偏見が過度にあったことは否めませんが、この適性のある道を選択する手助けをしていくことで不幸を減らす、という考え方自体は僕は今でも間違いだとは思っていません。 あくまでも栞子はそれを強要しすぎていただけで、実際いま好きだけど上手くいかないことをやめて他のことを始めたらそっちの方が自分に合っているし楽しかった、ということだってあるはずですし、事実そういう生徒がいたことはストーリーでも描かれています。 その生徒は (当時の) 栞子と出会ったことで幸せになったはずです。 ただ栞子は生徒会長としての仕事を通じて、自分のやり方では人の心を動かすことはできないこと、そしてスクールアイドルには人の心を動かす力があることを、自分自身も歩夢のステージを通じて体感していきます。 決意の光M

アナログハート

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります アナログハートでは、「アナログ」という言葉が「デジタル」の対義語としてタイトルや曲中で使われていると思います。 璃奈ちゃんは趣味・特技がゲームやアプリ作りだったり、情報処理学科だったり、オートエモーションコンバート璃奈ちゃんボードを使ってライブをしたりと、デジタルな印象が強いと思います。 アナログハート含め、これまでの璃奈ちゃんの曲は電子音がベースになっている曲が多いのも、その印象から来ていると同時に、その印象をさらに補強しているところがあると思います。 「アナログ」という言葉自体はドキピポ☆エモーションでも "心は割とアナログで" と使われています。 ドキピポのその直前の歌詞 "いつまでもずっといつまでも喜びを忘れはしない" に近いアナログハートの歌詞として "ナン億光年先の未来も 消えないよ消えないよ 愛の炎は強いんだ" でずっと気持ちが続くことを歌っていたり、"カガヤク アナタノハート ヨロコブヨ ワタシノハート" で繋がることの喜びを歌っています。 璃奈ちゃんにとって「繋がる」ということが重要なキーワードであることは今更言うまでもないかなと思いますが、璃奈ちゃんが初心である「みんなと繋がることの喜び」をこの曲に至ってもなお、まだ忘れていないんだなと感じます。 "愛の炎" がなぜ炎なのかははっきりとはわからないなぁとも思っているんですが、温度があったりゆらめいたりするところからデジタルではなくアナログな感じがするし、普通の炎は消えてしまうこともあるにも関わらず逆に「ずっと消えない」と歌っているところが、より強さを強調しているのかな、と思ったりします。 初心を忘れていない一方で、"いつのまにか 遠いところまで 歩いていた" などの自分の成長を実感していると受け取れる歌詞もあります。 これはアナログハートに対応するキズナエピソードではなく確かテレテレパシー付近のキズナエピソードだったと思いますが、璃奈ちゃんが「自分みたいに独りになっている子がいるはずで、そんな子に知ってもらいたい」と校内中にPRに行こうとするエピソードがあります。 ドキピポのパフォーマンスで

哀温ノ詩

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります ニジガクみゅ〜じっくウィーク!での初見の印象としては、ついにエマちゃん、というかちゅんるんに歌い上げ系の曲が来てくれたな、という感じだったと思います。 Evergreenのときからこの人めっちゃ歌上手いな (ここに てん☆ふぇす の23話の画像を入れる) という気持ちだったんですが、声のかわいさや曲ののどかさの雰囲気が目立つのであんまりそれが広く伝わってなさそうな気もするなぁ、とも思っていたので、こういうわかりやすく「おうたがたいへんおじょうずですね……」となる曲が来てくれて嬉しかった、という気持ちがありました。 キズナエピソードはかいつまんで言えば、 5話まで:自分がどういうスクールアイドルになりたいのかを模索するお話。幼少期、大雪の夜に親もいない1人の家で過ごしていたとき、動画で観たスクールアイドルのおかげで不安を拭えた経験に立ち返ったことで、「安心」を与えられるスクールアイドルになりたい、という結論に辿り着いた。 13話まで:「声繋ごうよ」に対応するエピソード。日曜保育のボランティアに行ったとき、1人だけ輪から外れていた子を気にかけるエマが、そんな子とも一緒に歌って仲良くなれるような曲を作りたい、という気持ちを込めて作られた曲。 22話まで:「哀温ノ詩」に対応するエピソード。幼い頃に動画で観た、エマがスクールアイドルを目指すきっかけになった人物を探すエマ。探していたスクールアイドルの (もしかしたら間接的な) 後輩である夏川マイが、エマがずっと動画で観ていた曲を受け継いでいたことを知る。しかし、マイは次のライブでスクールアイドルをやめるという。惜しみながらもライブを支えていたエマはラストライブ当日、マイにステージへと呼ばれる。マイ自身も「大好きだからもう聴けなくなるのは嫌だ」と言って先輩から引き継いできた曲を、同じくらい愛してくれるエマへと引き継ぐことを宣言し、一緒にこの曲をパフォーマンスする。これが哀温ノ詩である。 という感じだと思います。 つまり哀温ノ詩はエマ (とあなたちゃん) が自分たちで作った曲ではない、というのがある意味スクスタ楽曲としては初めての形かなと思うのですが、今までの曲も含めたエマの曲として僕が思う大事なエッセンスがこの曲にも共通して現れていると思い