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常夏☆サンシャイン

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第6話挿入歌です。 曲名にもある通りのザ・夏ソングという感じで、眩しい太陽・青い海・レゲエ・砂浜・Big Wave!って感じです。 6話のライブは夏休み中に南の神津島で行われたという意味でも、時期や場所の雰囲気にもぴったりあった曲だなと思います。 全体としては、太陽と海が大きなモチーフとして登場している曲かなと思います。 また、歌詞のテーマとして、澁谷かのんにとって嵐千砂都はどういう存在か?と問い続けて生まれた曲という背景もあります。 "キミは常夏☆サンシャイン"、"ぼくは常夏☆オーシャン"という歌詞が1番・2番のサビの頭にきますが、この作中の流れを考えると、"ぼく" は作詞担当のかのん、"キミ" は千砂都と考えるのが自然かなと思います。 "キミが無邪気に笑うだけで なんでもできる気がするのさ" など、"キミ" から太陽のような力をもらっているという気持ちが感じられます。 一方で "パッションなYou&Me" とYouだけではなくMeもあることで、お互いに力を貰い合っている関係というニュアンスも感じ取ることができ、6話のダンス大会会場での会話も思い出されます。 "つまりキミがいなきゃ夢の続き見れないよ" はこの曲の中でも2人の関係性が一番詰め込まれた激ヤバパンチラインだと思っていますが、歌詞を書いたかのんにとっての "キミ" は千砂都のはずなのに、千砂都がこのパートを歌うことで "キミ" がかのんであるようにも聞こえ、2人がお互いに相手の存在を力にしている、という意味で同じ気持ちであることが感じられます。 他の歌詞も含めた全編、千砂都からかのんへのメッセージのように捉え直して聞いてみるのも面白いなと思います。 曲中で千砂都を太陽と捉えているのは、千砂都との幼少期の思い出が夕焼けだったことも理由の1つにあるのかなと思っています。 特に5, 6話において、かのんが離れた千砂都のことを考えている場面は夜であり、さるびあ丸の甲板ですみれと会話するシーンも、夜が明けた後のようではありますが日が昇り切っているのか微妙な夜明けという

1.2.3!

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」挿入歌シングル【第3話盤】のカップリング曲です。 おおまかには「みんなで一緒に進んで行こう」という曲だと思っていますが、Liella!が相手に手を差し伸ばして誘うというよりは、みんなもう並んで前を向いて進んでいるところで、改めてその楽しさを振り返りながら「一緒に行こうね」と再確認しているような、そんな感じがします。 "いこうぜ"、"やばいぜ" など、砕けた言葉遣いから引っ張っていくような力強さや女子高生らしさも感じますし、同じ盤に収録されている「未来予報ハレルヤ!」の"よっしゃ!" にも通じるところがあるように感じるのも面白いなと思います。 この曲で大きなモチーフになっているのは絵で、キャンバス・パレット・絵の具などの単語が出てきます。 人それぞれの得意なことだったり、好きなことや考え方だったりを「色」に例え、1人では足りない色を補い合って、人それぞれの色を重ねて1枚の絵を描いていく、そんなイメージだと思っています。 ただたくさんの色を使って描かれた絵というより、それぞれが自分の色で好きなところに思い思いの絵を描いて合わせていくようなイメージも持っていて、みんなが各々思うままに楽しみながら絵を描いてると大きな1枚の夢が描き上がっている、そんな場面が想像されます。 僕は "ラクガキに浮かびあがる地図" という歌詞が、「ラクガキするくらいの気持ちで気軽に好きなことをたくさんしているうちに自分が本当に向かいたい夢が見えてくる」という感じがしてめちゃくちゃ好きなんですが、この歌詞からも自由にカラフルな絵をみんなで重ね合わせているうちに夢の形が見えてくるような、そんな印象を受けます。 Liella!は始まりに関する曲が多く、この曲もその1つだと思いますが、曲毎にタイミングが微妙に違っているなと思います。 この曲は出会いから何かが変わり始めていて、始まりをもうすでに実感している段階という感じがします。 "私が知らない色 いつもキミが教えてくれる" や、"キミと出会ってから 気づいたことたくさんあるよ" など、もうすでに出会っていくらか同じ時間を過ごしてきた状態であることがわかります。 一緒に過ごす時間の中で、いろんな

Tiny Stars

好きです。 Love...

GOING UP

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」挿入歌シングル【第1話盤】のカップリング曲です。 歌詞ではメインモチーフとして "風船" が使われていて、萎んだ風船が空気をもらって膨み大空に浮かんでいく様子が、応援をもらって挫折から立ち直って飛び上がっていく姿の比喩として描かれているように感じます。 1番では萎んで地面を転がっているところから空気という力を貰って飛び上がるところ、2番では飛び上がったものの風に吹かれ諦めそうになりながらも、また力を貰ってさらに上へ上へと上昇していく姿を感じられます。 "まぶたの裏には君が見えた"、"君の笑顔がきらめいてゆれるから"、"また響くのさ 平気だよ!できる!と"、"ずっと変わらない大事な気持ち 最後の最後にささえるんだ" など、誰かの姿や言葉から力を、風船で言うところの空気をもらっているような歌詞も要所要所にたくさん散りばめられており、空を目指す気持ちを支えているようです。 スクールアイドルという文脈でこれらの歌詞を考えると、この力は応援だったり、憧れだったりするかもしれません。 みんなの応援があるから頑張れる、目指したい理想があるから頑張れる、そんな「自分1人だけじゃなく周りの色んな人がいるから立ち上がれる」といったメッセージが込められているように感じます。 風船自体、実際少しの動きや風で敏感に揺れ動いてしまいそうな、「弱い存在」という印象もあり、「まだ小さな存在」だと歌い続けているLiella!の今の様子にもよく合っていると思います。 1stライブではTVアニメ第1話挿入歌「未来予報ハレルヤ!」を披露した次にこの曲が始まります。 また、この曲はイントロのうちにかのん以外のメンバーが1人ずつ舞台から捌け、1番Aメロからかのんがソロでパフォーマンスを担当しています。 この曲の歌詞をかのんに当てはめて考えてみると、1番の空に飛び立てないでいるところはTVアニメ1話で歌を諦めそうになったところを可可の言葉でもう一度挑戦しようと決意し歌うことに成功するところ、2番の飛び上がってからも風に煽られてしまうところはTVアニメ2,3話あたりでやっぱり歌えなくて苦しむところに対応しているとも解釈できます。 実際、イントロでも最後に舞台を後にする可可

未来予報ハレルヤ!

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第1話挿入歌です。 今でこそ「Liella!といえば作詞・宮嶋淳子」という印象ですが、1話放送当時はOP/EDのカップリングも公開されていなかったはずで、発表時系列ではこの曲が「私のSymphony」に次ぐ2曲目の宮嶋淳子作詞曲だったはずです。 当時はクレジットを見て「作詞・畑亜貴じゃない!私のSymphonyの人、アニメでも作詞やるんだ!」と思ったような記憶がおぼろげにあります。 「私のSymphony」のときも畑亜貴ではなかった衝撃がありましたが、まあ虹ヶ咲がすでに畑亜貴度が低くなっていたことと、「私を叶える物語盤」の特殊仕様かな、くらいに思っていたので、現在当たり前のように宮嶋淳子曲に溢れた状態になるとは全く想像もしていませんでした。 ここから挿入歌含めほとんどが宮嶋淳子作詞になっていくという意味で、ある種のターニングポイントの1つとも言える曲かなと思います。 この曲は1話の終わりにかのんが歌を諦めないことを決意するところから始まることもあり、そんなかのんの心情にかなり沿った歌詞になっているという印象です。 曲というよりほぼアニメパートですが、"大好きっていま叫ぼう" という歌詞が「やっぱり私、歌が好きだ!」という大好きを叫ぶセリフとキレイに繋がるところがまずめちゃくちゃ好きです。 大事な場面でうまく歌えなくなるという挫折を繰り返し、自分に絶望し夢を諦めかけていたところが1番Aメロの歌詞で表され、可可との出会いというきっかけに今度こそという決意が込み上げてくる様子が1番Bメロに、そこから一歩を踏み出し始めたかのんの気持ちが1番サビによく表れている、と感じています。 "つまづきも羽にして" なんかは、アニメ1話ラストにかのんの鞄に羽根が舞い降りるシーンと少し重なっているようにも思います。 2番のA・Bメロはそこまで直接的な描写ではないかなと思いますが、"喧騒が歌い出す 街に溢れるメロディ" なんかは、かのんが自分の世界に閉じ籠るようにして付けていたヘッドフォンを外したことによって聞こえるようになった音のようにも思えます。 今まで避けていた音も、自分の心が上向きになると感じ方も変わって味方のように明るい音に聞こえてくる、そんなイメージで解釈しています。 ラブライ

この街でいまキミと

TVアニメ1期エンディングテーマ「未来は風のように」のカップリング曲です。 待ち合わせだったり、他愛もない雑談だったり、日常の風景を切り取った描写が多い曲で、Liella!が歌う「この街で」というワードから原宿の街でいつも通りの日常を歌うLiella!の姿が思い浮かびます。 交差点だったり人混みという単語からも少し都会な感じがありますし、過ごしている場所の描写から、キャラたちが実際に日常を生きているような実感がしてきます。 一方で "いつか手を伸ばしても届かなくなる日が来るのかな" など少し切なくなる言葉も現れて、"茜色に染まる空" という情景にマッチした一抹の寂しさ、そしてそれを振り切るような明るさや楽しさが絶妙なバランスで、エンディングテーマのカップリングという立ち位置にもよく合っているなと感じます。 この曲のメッセージとしては、日常の一瞬一瞬を大切に噛み締めよう、というよりも、一瞬一瞬を全力で楽しんでいれば後からふと振り返ったときに大切に思える、という感覚が強いかなと思っています。 時間が過ぎ去ってしまうことを惜しんでいるだけでなく、惜しむくらい楽しいこの瞬間を楽しみきることで、ずっと心に残る永遠になる、そんな感じがします。 "最高の「いま」さ" という歌詞は、作詞は畑亜貴ではないので意図的なものではないと思いますが、「僕たちはひとつの光」も少し思い出してしまいます。 今からこんなことを言っていてもしょうがないのですが、「この街でいまキミと」は、ファイナルライブが行われるようなことがあったときに歌われたら結構やばい曲だなとも感じています。 1番サビ前の "キミが キミが 好きだ" のところがすごく好きで、楽器の音が止んだ中に響くかのんの "好きだ" からは、日常の中でふとしたときにその瞬間が急に愛おしく感じて、静けさの中でポツリと独り言をするような、モノローグのような、そんな大事に噛みしめる感じがして、つい耳を澄まして聴き入ってしまいます。 ライブでの披露では特徴的な振り付けが多く、交差点を行進するように行き違っていく動きや、ペットボトルを持って雫で遊んでいるような振り付けなど、歌詞をそのままダイレクトに表現するような動きがたくさんあります。 歌詞をそのまま振り

未来は風のように

TVアニメ1期のエンディングテーマ曲です。 作詞は畑亜貴です。虹ヶ咲はOPの作詞がAyaka Miyakeでしたが、EDは畑亜貴だったため、現状シリーズ通じてEDは全楽曲が畑亜貴作詞ということになります。 虹ヶ咲を除くシリーズのアニメでは、EDを歌うメンバーが話数ごとに入れ替わるのも恒例で、スーパースターも例に漏れず回によって歌唱担当が変わりました。 Liella!は5人であることもあってか、メンバー選定の自由度も高く、より話に合った組み合わせが選ばれていた印象があります。 特に印象的なのは2話でかのんが歩道橋の上で歌い始めようとするところから流れるようにかのんソロの「未来は風のように」に繋がったり (結局その後の3話冒頭では歌えませんでしたが……)、9話でかのんを応援するように残りの4人での「未来は風のように」が使われたところです。 11話のかのんが1人で歌えた後にみんなが集合してから始まる「未来は風のように」がEDとしては初めての5人バージョンになったり、12話では同じく5人ながらも全編5人のユニゾンになることでより結束が強くなったように感じたり、本当に多彩で巧みな使われ方だったなと思います。 ちなみにリリースイベントや1stライブでの披露では、1番がいわゆるキャスト順のソロパートが続く11話版と同じ歌割りになっていて、CDの表題曲版とは違う構成になっています。 歌詞は畑亜貴らしく、Liella!が自分たちの経験や気持ちを語りつつも、この曲を聴いている人に話しかけているような感じがあります。 内容も、自分たちも辛いことがあったけど乗り越えられた、という前向きな気持ちへの転換だったり、"一緒に飛ぼうよ" など引っ張っていくような力強さだったり、ラブライブ!的なキラキラした感じが伝わってきます。 一方で音の構成だったりLiella!の歌声によって、ただ強い・眩しいというよりももっと、優しくて柔らかで繊細な中にも芯の強さがある暖かく穏やかな光という印象になっていて、μ'sやAqoursとも違うLiella!らしさも感じられます。 その曲調もあってか、個人的にはこの曲では前向きさだけを感じるというよりも、苦難に向き合ってきた時間がたくさんあったというところがより強調されて感じられます。 そんな時間もあったけど、それを乗り越えて今前に進もうとし

だから僕らは鳴らすんだ!

TVアニメ1期OP「START!! True dreams」のカップリング曲です。 曲としては宇宙の果てまで自分たちの音楽を届けようというのがテーマというか、全体を通してのイメージかなと思います。 Liella!の曲は、「Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!」などではっちゃけたりはしていましたが、どちらかというと素朴で等身大な歌詞が多かったので、今までに比べるとかなり壮大で大胆な野望を感じる歌詞だなと思います。 "ひかりの速さでかけぬける キミのおとと僕のおと もっとハヤク!ハヤク!" という歌詞も、光速より遥かに遅い音速でも光より速くなっちゃおう、という感じで、どう考えても無茶苦茶だけどそのくらいのテンションでいきたいよね、みたいな感じが好きです。 そんな一見現実離れした歌詞からは、アニメらしさだったり、勢いよく夢に向かって飛び出し始めたフレッシュさだったりも感じられます。 この曲はラスサビの最後の長いソロパートを可可が担当していることもあり、ライブでもセンターポジションは可可になっていると思います。 2番Aメロ後半の "勇気だせば分かり合える日がくる 信じて挑戦しようよ" も可可の担当パートで、この歌詞がアニメでちらっと描かれた可可の過去 (勉強ばかりしていたところから、条件付きで日本に来られるようになった経緯) に重なるところもちょっとあるんじゃないかと思っていて、結構気になっている部分でもあります。(グループ変わりますが、せつ菜に重なるところもあるので) 個人的には結構ギターの音が印象的で、宇宙とか銀河っぽいイメージを一番感じるポイントな気がします。 このイントロから "宇宙の果てまで" という歌詞に繋がっていくの天才では……。 あとはAメロの後半からギターがジャッジャッジャッって感じで3回入ってくるのも好きです。 曲の構成的には、Aメロで挫けそうになっている人を励ますようなメッセージから、Bメロで一緒に楽しい音楽をしようと誘い、サビで宇宙に届くくらいに一緒に盛り上がっている、みたいなイメージでいます。 Aメロのところなんかは、世界中のいろんなところにいる誰か1人1人に、Liella!の応援の声が空から流れ星みたいに降ってきて届いている様子、みたいな情景も思い浮かべたりしています。

START!! True dreams

TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」のオープニングテーマ曲です。 ストリングスなどLiella!感は残りつつもより力強さや疾走感が増し、歌詞も始まりは君の空のような繊細さよりも夢への迷いのない前向きさやひたむきさを感じる、ザ・ラブライブ!アニメのOPという印象を受ける曲です。 作詞は畑亜貴で、"君もそう感じてるかい?" などの問いかけや、1番と2番の同じ箇所に同じ単語を起きつつ変化をつける歌詞に畑亜貴節を感じます。 ラブライブ!シリーズのOPでよく出てくる "一緒" という単語も2番サビ前の "君といっしょなら最高!" に現れます。 「始まりは君の空」の投稿でもLiella!は「同じペースで共に進んでいく感じ」というようなことを言った気がしますが、この部分の "いっしょ" も同様に、一緒に進んでいけたら嬉しいという呼びかけのようにも感じます。 一方で、始まりは君の空よりも積極的というか、自分から手を引っ張っていこうとしているような、「楽しくてたまらないから一緒に行こうよ!」というニュアンスも感じます。 "ああきっと待ってたんだ 出会いが僕らのスタート 夢と夢が惹かれ合って始まるよ" という歌詞も、自分一人では始まらなかったかもしれないことが、同じように夢を持った人たちが集まったことで動き出したというような、"いっしょ" のニュアンスを感じるところです。 タイトルの「START!! True dreams」は、「START!!」が大文字で!!まで付いているのに対し、「dreams」は全部小文字になっています。 個人的にはこの表記から「夢はまだ遠くて小さく見えるけど、前のめりになるくらいとにかく勢いよく飛び出してしまおう!」という気持ちがあるのかなと感じています。 歌詞にも "全力で駆け出すんだ" や "スタートラインに立ったらゴールは遠く遠く" など、同じニュアンスの言葉があることも、そんな解釈をしてしまう理由のひとつかなと思います。 この感覚はアニメ第4話でかのんがすみれを誘うときに言った、「夢が待っているのはもっとずっと先かもしれない」というようなセリフ (うろ覚えですみません……) ともリンクして

私のSymphony

Liella! 1stシングルのカップリング曲で、私を叶える物語盤にのみ収録されています。 サブスクなどではみんなで叶える物語盤しか配信されていないようなので、他の曲に比べると気軽に聴くのはちょっと難しいかもしれません。 この曲はデビューシングルの中でも一番最初にお気に入りになった曲で、とにかく歌詞がいいなと思います。 歌詞は全部よいので全部よいのですが、個人的には2番Bメロの "なんでもできそうなあの子も いつも笑い絶やさないあの子も 迷いながら 戸惑いながら きっと夢をみてる" のところが好きで、ないものねだりしてるだけでなく、自分も頑張らないとな、と自然と思わせてくれます。 "右手の小指と左手の小指をむすんで 自分に約束しよう" というところも、「私を叶える物語」というコンセプトにとても合っていて好きです。 この歌も「始まり」に関連した曲ですが、始めたときの気持ちというよりも「始めてよかった」という気持ちを噛み締めているような感じがします。 歌詞を全体的に見ても、今動き出し始めたキャラクターやキャストの心情にもマッチしている感じがして、特に "幕があがる ここから先は 胸に描いてたステージ" なんかは始めてステージに立ったリリースイベントにまさにぴったりという感じでした。 リリイベは残念ながら無観客になってしまいましたが、そのおかげと言ってはなんですが、客席からステージに上がっていく演出になったのはとてもよかったと思っています。 ラブライブ!シリーズにしては珍しくハンドマイクを使った歌唱や、制服、バラバラの位置からの歌い出しなんかはまさに「私を叶える物語」という感じの素朴さがあってすごく好きです。 そこから5人が1箇所に集まっていく感じも、Symphony = 交響曲、たくさんの音が重なり合っていくという感じがしてよかったです。 ところで "私の" なのになぜ独奏ではなくシンフォニー、複数の音なんだろうと思ったりもします。 "響かせる" という歌詞から交響曲が来ているのか。 始まったばかりの今の心情は、1人だけの寂しい音というよりも壮大で煌びやかで温かい音が鳴っているというイメージなのか。 いろんな偶然のような出会いや出来事の積み重ねで今の夢が出来上がってるとい

Dreaming Energy

Liella! 1stシングルのカップリング曲で、みんなで叶える物語盤にだけ収録されています。 1stシングルの曲はどれも始まりの気持ちを歌った曲という感じですが、この曲は始まる前というよりも何かが始まった直後、始まったものだったり、これから先にワクワクしている感じかなと思います。 歌詞にもひとりで歩いているときだったり、空に飛行機雲を見つけたときだったり、今まで何気ない日常だったはずのものを見た瞬間にも今ワクワクしている「何か」のことを常に思い浮かべてしまう、そんな感じがします。 Dancing Heartはもっと瞬間的に弾けるような楽しさでしたが、Dreaming Energyの方がより日常で常にじわじわとワクワクが湧き上がり続けているような感じがします。 それこそ原宿だったり、町を散歩しながら聴くといつもの景色が明るく鮮やかに感じられるような、そんな曲かなと思います。 曲的にもイントロ最初のギターがポップで明るい気持ちから始まるし、金管の音が特徴的なのも、ファンファーレとはフレーズはまた違いますが、始まりの高鳴りを感じる歌詞にマッチしたキラキラ感と爽やかさがあって好きです。 [みんなで叶える物語盤] に収録ということで、「みんな」という部分も強調されている感じがします。 "みんなで繋がってれば" などの直接的な歌詞もそうですが、"聞いて 聞いてよ!" といった歌詞に感じたときめきをみんなと共有したくてたまらない気持ちが見えますし、"君と偶然出会っちゃいそうだよ" という歌詞も、「なんだかみんなも同じことを考えている気がするから、同じようにここにいて鉢合わせちゃうんじゃないか」みたいな予感を感じさせます (ラブライブ!シリーズは同じことを考えるとなぜか同じ場所に集まりがちなので)。 この部分は間奏の振り付けでみんなが順番に出会って集まっていくところともリンクしている気がして、お気に入りの1つです。 その部分に限らず、この曲は好きな振り付けがすごく多いです。 "Wow wow wow" のところで手を振るところも好きだし、"出会っちゃいそうだよ" の「そうだよ」のところでリズムに合わせて人差し指を動かす振りも好きだし、サビ掛け合いの"Dreaming&qu

Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!

Liella! 1stシングルのカップリング曲。このデビューシングルは [みんなで叶える物語盤] と [私を叶える物語盤] の2形態でリリースされているが、そのどちらにも収録されている曲。 表題曲の始まりは君の空は、新しいことを始めるときの気持ちを、等身大な前向きさもありながらも繊細に丁寧に描いている印象ですが、この曲は楽しさや明るさに全振りしているイメージで、新しいことを始めるときに感じるワクワクを純度100%で抽出したような印象を受けます。"勢いだけでいいんじゃないかな" "偶然だっていいんじゃないかな" "なんでもありだよ心は踊って"といった歌詞からは細かいことは気にせずにとりあえず楽しい気持ちだけ持っていこうよ、と言われているような感じがします。Off Vocalで聴くとよりわかりますが、楽器もいろんな音が好き勝手に騒いでいるような賑やかさがあって、とても自由に開放的に楽しんでいる感じがあります。 一方で、"君と僕とでほら始めようよ"のように、この曲も始まりは君の空のように、聴いているファンと一緒に始めようというメッセージが共通してあるところもいいなと思います。この曲はコールできるところだったり一緒に踊りやすいところだったり、始まりは君の空以上に一緒に体験できる部分が多いと思っているので、そういう意味でもいろんな形でLiella!と一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。 三三七拍子のようなリズムが入るのもよくて、応援されているような、励まされているような感じで力がもらえます。それでも基本的に前述の通り自由に楽しんでいるというイメージが強く出ているので、押し付けがましいというよりも、ただ一緒に楽しんでいるうちに自然と元気をもらえて前向きになれる、そんな曲かなという感じがします。 この曲は振り付けも楽しくて、"Dancing Heart"で手でL字を作って振り上げるところだったり、"La-Pa-Pa-Pa!"のところでリズムに合わせて4回ポーズを決めるところだったり、振りコピをしてても楽しいところが魅力的です。ライブで披露されるときにはキャストのキメ顔も見逃さないようにしていきたいですね。

始まりは君の空

Liella! 1stシングルの表題曲です。 今となってはLiella!の曲は宮嶋淳子作詞が多いので、ある意味懐かしの畑亜貴作詞曲です。 いきなり初っ端の "まだ名もないキモチが 違う明日を見たがってる" みたいな、感情を自分の理性でコントロールできない第三者的に描く感じが、めちゃくちゃ畑亜貴だなと感じます。 "いいんじゃないかな"、"〜〜してみようよ" みたいな歌詞も多く、自分の気持ちや考えを伝えつつも、聞き手に話しかけるように訴えかけてくる表現もらしいなと思います。このおかげでキャラからファンへはもちろん、キャラが自分自身に言い聞かせているように聞こえたり、例えば歌っている時にキャラがキャストに語りかけているようにも感じられたりと、どう響くかが聞く人やそのときの状況・心境で変わってくるのではないかと思います。 特にLiella!はシリーズの他のグループに比べても、等身大というか、ファンと同じ目線というか同じ立ち位置から一緒に始めようという感覚が強いなと思っています。それは「私を叶える物語」というコンセプトや一般公募などから感じるところも多いのですが、この始まりは君の空からも感じられます。例えば "どんな夢か教えて" "トキメキを分かちあいたいよ" という歌詞からは、「自分が頑張っている姿を見せて、頑張っていく活力を与えられる存在になる」というよりも、「一緒に始めて、一緒に夢見て、一緒に進んでいこうね」という印象を受けます。 他にも例えば "手をつないでおけば怖くない" は始まりは君の空の中でも一番印象的なフレーズと言ってもいいと思いますが、逆に言えば「手をつないでいないでいたら、1人きりだと少し怖い」という気持ちの表れだと思います。μ'sやAqours (あえてニジガクは含みませんが) のデビューシングルは前向きさが全面に出ていて引っ張られたり背中を押されたりして元気になる、というのが個人的な印象ですが、この曲は「自分も怖いけど、一緒に始めてみよう」という、同じスタートラインから隣で寄り添ってくれるような曲だなと思います。曲調も綺麗さや壮大さがありつつも、その中に繊細さや柔らかさを感じるところが、どこにでもいる普通の女の子が不安を感じつ

Liella! 1st ツアーに寄せて

ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines〜の公演が本日10/30から始まります。 今までもAqours 4thや虹ヶ咲 3rdなど、自分の中で大事だと思うライブの前にブログで曲の振り返りをしてきました。 今回Liella!のライブツアーが10都市20公演。BD特典曲やリエラのうたを除く、ナンバリングシングルやアニメ挿入歌関連楽曲が20曲。なんだかちょうどいいので、公演ごとに1曲ずつ振り返れたらいいなと思います。 特に後半になるにつれ、すでにライブで披露されたものを見た状態で投稿する可能性が出てくるので、ツアーの構成によってはライブのネタバレを含む可能性も出てきますが、ご了承ください。あとは当たり前ですが、あくまで僕の個人的な感想になりますので、あしからず。 何にせよ、曲を1曲ずつ振り返りながら、ライブツアーを待つ楽しみ、そしてライブで曲を聴いたときの楽しみをより膨らませていけたらと思っています。Liella!にとっての初めてのライブが、メンバー・キャスト・スタッフ・ファン、誰にとってもかけがえのない輝きになることを祈っています。

Awakening Promise

Awakening Promise では12話で自分の中の気持ちを止めずに進んでいくことを決めた歩夢の感謝と決意が綴られています。 侑ちゃんが一番好きだった自分から、ファンのみんなも大好きになっていく自分へと変化していることへの戸惑いや恐怖を、せつ菜からの言葉・ファンや侑ちゃんとのやりとりで乗り越えた歩夢。 "みんなが教えてくれた勇気の力" という歌詞の「みんな」には、そんな侑ちゃんやせつ菜、ファンへの想いが込められていると思います。 歩夢にとってもせつ菜は最初にスクールアイドルへのときめきをくれた相手であり、Dream with Youのときに憧れた「自分の気持ちを止めずに表現できるスクールアイドル」を目指すとは、どんな気持ちでも今の気持ちを止めないことだと改めて初心から思い出したのだ、と僕は捉えています。 そんな気持ちが "私 この道 歩いてくって決めたんだ もっと (この) ときめき 大事にしたいから" にすべて詰まっていると思います。 13話のスクールアイドルフェスティバルで歩夢が披露していたのはAwakening PromiseではなくDream with Youのようでしたが、これはAwakening Promiseは侑ちゃんにこれから自分が歩んでいく道を伝えるための曲であり、ファンのみんなへの今の想いは侑ちゃんとの始まりのときに感じたのと同じときめきだから、それを伝えるためにファンのみんなにはDream with Youを歌っていたのだと思っています。 そして、"出会いたい沢山の笑顔" という歌詞にファンのみんなを大切にしていくことを決めた歩夢がこれから目指してく自分なりのスクールアイドル像があるのだと思います。 ただし、この曲は「これからどんな道を歩いていくか」だけでなく、「これまでの道に感謝している、そしてその気持ちはずっと残っているよ」というメッセージが含まれていることも重要だと思います。 "あなたが私にくれた勇気を抱いて" や "伝えよう 沢山のありがとう" などの歌詞から、始めるきっかけをくれた侑ちゃんへの感謝を、"思いは繋がってるから"、"届けたい思いは空超えて 心と心 結ぶんだね" などの歌詞から物理

Solitude Rain

Solitude Rainもまた、アニメ8話の物語である「自分の本心を曝け出すことが怖かったしずくが自分を曝け出せるようになる」という様子を描いた曲だと思います。 物語冒頭では「理想のスクールアイドルを演じたい」とインタビューに答えていたしずくが、"私じゃない完璧な誰かにはもうなれなくたっていい" という歌詞を歌うに至るまでの心情変化が描かれています。 しかし、ただ自分を曝け出すことが可能になる、というだけでなく、「本当の自分を絶対に見せるんだ」という強い宣誓・衝動のようなものを感じます。 "この目を見つめて欲しい" は、目を逸らしたり誤魔化したりする気はないという固い意思を、"その瞳に映して" はそんな姿を目に焼き付けて欲しいという自信を感じます。 単に自分の本心を打ち明けることに抵抗がなくなるだけでなく、むしろ積極的なまでになるというのはかなり劇的な変化だと思います。 もちろんこの曲は劇中劇である「荒野の雨」に登場する劇中歌という立ち位置もあるので単純にしずくの気持ちだけを表しているわけではないとも言えるところが複雑ですが、終演後のインタビューでしずく自身が「本当の私を見てください」と言っていることからも、その強さの度合いはともかく積極性は生まれているなと感じます。 個人的にはこれはかすみがぶつけてくれた言葉に応えたところもあるのかなと思っていて、かすみとの会話においてしずくは結局その場で返事はしていません。 だからこそ舞台の場でそのアンサーとして想いを伝える上で、かすみがくれた熱い言葉に報いるために強い態度で覚悟を示したかったのかなとも思っています。 曲名の「Solitude Rain」は翻訳すると「荒野の雨」であり、劇のタイトルの英訳であると言えます。 一方 「Solitude」 には「独り・孤独」のような意味もあり、周りに人がいないイメージから転じて「荒野」の意味も持つようになったのだと思います。 Dメロにある "世界でひとりきりの私になる覚悟ならできているから" の "ひとりきり" はここからきている部分もあるかなと思います。 このひとりきりは、言葉通りだと孤独になる、誰にも受け入れられなくても構わない、という感じの解釈もできるかと思いますが、Poppin

Butterfly

どこまでいってもButterflyの個人的パンチラインは "初めてで一番の You're my dearest treasure" なんだよな。 これを遥ちゃんと解釈するのはいいとして、重要だと思うのは "初めて" の部分で、dearest treasureは遥ちゃんだけじゃなくて他にもあると暗に言っているように捉えられる — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 それはアニメで描かれたように同好会のみんなだったり、同好会という居場所だったり、スクールアイドルでいることだったり、スクスタまで広げればスクールアイドルでいさせてくれるファンだったりもすると思っていて — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 そんな自分の好きなものたちをdearestとして大切に想ってるところも、その中でもやっぱり遥ちゃんが一番だと言えてしまうところも、そう言い切った歌詞を歌っても自分のファンなら受け入れてくれるという信頼も、全部近江彼方すぎるんだよな。それがこのたった1行に詰まっている。 — Dではじまるオタク (@Darsein_LL) December 29, 2020 以上です。お疲れ様でした。 さすがにもうちょっとちゃんと書きます、調子乗ってすみませんでした…… 1番は彼方が遥との思い出を振り返りながら、これからに向けたメッセージを送っているように思います。 冒頭 "Hey... Now listen" はこれから話すことをちゃんと聞いて欲しいから呼びかけているように感じますし、"Now" が成長し気付きを得た今だから言えることだと強調しているようにも感じます。 "手を繋いで Time goes by 強くなれたんだ その温もりで" が彼方が遥ちゃんのことを守りたいと思い、家事やバイトを頑張り続けていた原動力を感じます。 MVで回想のように流れてる遥ちゃんの笑顔を見ると、かわいすぎてそりゃ過保護にもなるな、みたいな謎の納得があります。 繋いだ手の温もりの話は、Dream with Youの歩夢と侑を思い出すところもあります。 Bメロの "一人きりじゃもう両手い

ツナガルコネクト

璃奈ちゃんの曲もまた、電子音がベースになっていたり、テンポも早めでダンスも動きまくっていて、いつもの璃奈ちゃんらしさが溢れている曲だなと思います。 アニメ6話のタイトル同様、歌詞についに顔文字が登場したのも、璃奈ちゃんらしいです。 劇中でもスタンプを多用していたし、文字チャットに慣れていそうな璃奈ちゃんは顔文字をすごく使いそうだなと思いますし、二次元に描かれた顔というのが璃奈ちゃんボードっぽさもあります。 そしてこの曲でも璃奈ちゃんにとって大切な「繋がる」というキーワードが、歌詞中の "Connect しよ" はもちろん、曲名にも "ツナガル" "コネクト" としてダブルで現れています。 歌詞もかなり第6話の内容に沿っているなと思います。 1番の歌詞はコミュニケーションがうまくできず苦しんでいた過去から、スクールアイドルを始めるところくらいまで (つまり時系列的には6話以前だけど、6話でも語られている部分)、2番はスクールアイドルを始めてライブに挑戦しようとして一度挫折する話 (つまり6話の主線の話) に大まかに対応しているかなと思います。 1番のサビは璃奈ちゃんがライブをしている瞬間の気持ちと捉えるのが自然そうですが、1番はスクールアイドルを始める前と考えると、璃奈ちゃんが3話でせつ菜のパフォーマンスを見た時に感じたことが歌われていると考えることができて、それもまた面白いかなと思っています。 ちょっと先走ってしまいますが、1番では "カラフル!笑顔!心地いいな♪" とどこか受け取る側に感じる「心地いいな」だったのが、ラスサビでは "カラフル!笑顔!心地いいね♪" と実感を伴った「心地いいね」に変わっていて、まるで自分がライブで感じた気持ちに対してファンに同意を求めているように感じるのも、そう思うポイントかなと思います。 そう考えると、"ココが私の好きな場所" は自分がステージに立っているかどうかとは関係なく、みんなの気持ちが繋がる「スクールアイドルのステージ」なのかなと思います。 (余談ですが、スクスタのキズナエピソードでも璃奈ちゃんはせつ菜のステージを通じてみんなの心が1つになる瞬間を体験したことが初期の大きなモチベーションになっています) 2

La Bella Patria

La Bella Patriaについては VIVID WORLD の投稿をしたときに少し触れたのですが、この曲はエマちゃんがスイスの家族に向けたメッセージを歌った曲だと思っています。 スクスタのエピソードではエマちゃんがスイスの家族から送られてくるビデオレターを保管しているところが描かれていますが、この曲は逆にスイスの家族へと送るソングレターのようなものだと捉えています。 「今は仲間とも出会えて夢に向かってトキメキながら楽しく過ごしているよ」というメッセージが、これまでを振り返りながら語られているように思います。 "La Bella Patria (美しい故郷)" や "La Bella Famiglia (愛しい家族)" などの語りかけの言葉からも、家族を意識しているように感じます。 VIVID WORLD の投稿でも書きましたが、僕が思うこの曲の構成はおおまかに、 1番:日本に来てスクールアイドルを始めたあたり 2番:スクールアイドルとしての活動を始めた今 ラスサビ:これからへの想い となっていると思います。 1番は日本にやってくるあたりで、"運命のドア 開いたなら" など始まりの瞬間を感じますし、"トランクいっぱいに詰め込んだ思い出" もスイスから家族との思い出を胸にやってきたときのことを描いているように思います。 アニメ5話冒頭も思い出しますね。 "自分の気持ちにウソをつくのってすっごくむずかしいね" もスクールアイドルをどうしてもやりたくて追いかけて日本まで来た気持ちを再確認するようにも聴こえます。 この部分はアニメで使われた文脈から、自分のイメージを守るためにスクールアイドルになることを躊躇する果林に響く部分でもあると思います。 果林との関係で考えると、エマもまたスクールアイドル同好会が廃部になりスクールアイドルができなくなった時、諦めようとまでしていたかはわかりませんが、自分から行動を起こせなかったところを果林の手助けを受けて同好会を復活させることができたという経験があります。 その意味で、自分の気持ちが止まりそうになっていたところを果林に背中を押されたと感じていることから、今度は自分が果林の力になりたい。 そして悩みが自分と同じ気持ちを閉じ込めようとす

サイコーハート

正直に言うと、村上奈津実さんが発売直後に長文の感想チョクメを送ってきたため、かなりその感想にバイアスされてしまったところもある気がするんですが、それも踏まえて自分なりの感想をまとめていこうと思います。 サイコーハートもまたこれまでの3曲と並んで愛さんらしい曲です。 愛さん曲はライブでの勝利が約束されたようなものなので、もはや「そろそろギャップのある曲来ないかな?」よりも「キタキタこれこれ!」という気持ちの方が強いですね。 個人的には今までの曲よりも、朝だったり夏フェスみたいな季節感・空気感を強く感じて、そういう意味でもスクールアイドルフェスティバルに合っている曲なのかもしれません。 イントロの感じも日が昇ってるような雰囲気がありますし、"24-7" だったり、"とまらナイッ & デイ" だったり、"眠ることさえもね もったいないってくらい" などの歌詞から、夜のことなんて忘れてずっと昼間を続けているようなイメージが湧きます。 歌詞についてはまず、ダジャレ・韻踏みのオンパレードですね。 "Sky So Blue" と "深呼吸"、"Dance with you" と "夢中" "とまらナイッ & デイ" (止まらない・Night & Day) "24-7 (トゥウェンティフォー セブン)" と "上々なキブン" "太陽" と "降り注ぐよ"・"照らしてくよ"・"さぁ行こう!"・"サイコー" "愛が Sun Sun と" (Sun = 太陽・燦燦と・愛さん) "太陽" と "見たいよ"・"見せたいよ"・"なりたいよ"、愛 "太陽" と "会いたいよ" "サイコー"と "カンドー" と "アリガト" たぶん僕が気付いてないやつが他にもあるだろうと思います。

DIVE!

DIVE!は歌詞全体として第3話におけるせつ菜、あるいは中川菜々の「自分が好きなことを貫くことへの葛藤、そしてそこからの解放」が描かれているのを感じます。 自分の大好きが他の人の大好きを傷つけたことへの後悔から自分の大好きを封印することを決めたせつ菜。 "不器用かな でも 傷ついたって構わないよ" の部分は、「器用に自分の気持ちを制御したりできない、そのせいでこれから障害があったとしても止められない」という解放されてからの気持ちが乗っている歌詞だと思いますが、同時に誰にも相談することなく1人で抱え込んで自ら身を引いてしまったせつ菜の不器用さだったり、傷つけてしまったことへの後悔の気持ちなど、大好きを封印するに至ったときの気持ちの対比にもなっているように感じます。 第3話の終盤では、侑の言葉で「それでも大好きを貫いていい」と認められたことにより、自ら施したスクールアイドルが大好きな気持ちの封印から解放されます。 DIVE!の歌詞はほとんどが自分の気持ちに関することですが、"重ねた出会いがこの瞬間 (とき) 彩るよ" の部分に他人が出てきていて、侑、あるいはスクールアイドル同好会のみんなによって解放された気持ちへの感謝があると思っています。 2番の "一番大切な場所を見つけたから" は、スクールアイドルとして立つ舞台のことでもありつつ、スクールアイドル同好会という自分の大好きを認めてくれる場のことでもあるのかなと思います。 封印に関しては "心に鍵かけて" という表現がありますが、 LIKE IT!LOVE IT! に関するの投稿でも衣装に鍵がついている話をしました。 また、"無限に広がる宇宙 (そら)" という歌詞もLIKE IT!LOVE IT!で描かれた空を思い出します。 "空の高さは自分次第で自由に変えていけるんだって" から "無限に広がる宇宙 (そら)" まで高さを変えているところから、せつ菜が感じている強い解放感が伝わってくるようです。 また、"曇りない気持ちで" という歌詞の「曇り」というのも空から来るイメージと掛けている部分があるのかなと思っています。 「DIVE!」という曲名は、MVでは「海の

Poppin' Up!

今までのかすみんの楽曲は (Margaretを除いて) コールをして一緒に盛り上がる曲が多かった印象ですが、一方のPoppin' Up!はノれる曲だし括弧書きの歌詞が多くありつつも、そんなに合いの手を入れるような感じではないかなとも思っていて、かわいくぴょこぴょこ動くかすみんをじっくり堪能できそうな曲だなと思います。 "かわいいはこの世界を救うから" という歌詞に、アニメに限らず今までの虹ヶ咲の展開を通じて描かれてきたかすみんのかわいいに対するこだわり・矜恃みたいなものが1行で綺麗に表されていると感じます。 そんな「かわいい」というかすみんの色・"私色の瞬きが溢れてる だから笑って" という歌詞から、2話でも描かれたファンを大切にする姿、ファンにかわいさを伝えることで笑顔を与えたいという気持ちに触れることができると思っています。 "うつむいちゃっても そんな時こそね (Keep on smiling) 1秒でも長くかわいくいたいから" という歌詞も好きで、「元気を出したいから無理に笑う」のではなく、「笑顔じゃないかわいくない姿なんて嫌だから笑う」というのが無理やり気持ちを切り替えるのではなく自然に気持ちのままに笑顔になれそうな感じがしていいなと思いますし、かすみんが歌うからこそ言葉がスッと入ってきて受け入れられる説得力があると思います。 "細胞レベルの" とか "地球の果ての果てまで" とか、大袈裟な表現を使うのも、感情表現が豊かなかすみんらしくていいなと思います。 一方で、"絶対的 CONFIDENCE 欲しいな" や "見つけて 見つけて ここにいるの" などの弱気なところ、「一番かわいいのはかすみんですからね」といつも言っていてもやっぱり少し自信のないところもあるんだなというのが (Margaretに引き続き) ギャップとして見られるのがよいですね。 実際アニメ2話でも、自信を失うという方向とはちょっと違うかもしれませんが、自分が思う「かわいい」を他人に押し付けてしまったことに悩むかすみんが描かれていますし、そういう意味で今の自分のままでいいのか不安に思うところもあったのかなと思います。 そんな中でも「それぞれが

Dream with You

Dream with Youは1番Aメロの "ずっと隠してたの ココロの奥 芽生えてた気持ちを見ないフリして" のところにアニメ1話を通して描かれた、歩夢の口からも直接侑ちゃんに語られた想いが込められています。 Dream with Youはさらに、どうしてその想いを打ち明けようと思ったのか、どんな想いで打ち明けているのかまで語っているように思います。 この部分が "言葉じゃ足りないから歌に乗せるんだ" に対応してるようにも思います。 僕は歩夢が今まで秘めていた気持ちを明かしてスクールアイドルを始めようとした理由として、もちろん自分自身のスクールアイドルへの憧れもありますが、それだけでなく侑の気持ちを後押ししたかったという気持ちもあるんだと思います。 ライブに影響を受け、スクールアイドルへの大好きの気持ちに溢れて行動を起こす侑に対し、歩夢もスクールアイドルに魅了されながらも、その時点では自ら行動を起こすには至りませんでした。 そう考えれば歩夢はもし侑がいない1人だけだったら、やはりスクールアイドルを始められずに気持ちを秘めたままだったと思います。 侑の「誰かを応援できたら何か変わるかもしれない」という気持ちは、歩夢があそこで自分の気持ちを打ち明けなければ止まってしまうところでした。 スクールアイドルへのときめきを素直に表現する侑への憧れとか、その侑の気持ちを止めて欲しくないとか、そういう侑への思いやりの気持ちが歩夢を引っ張ったからこそ、歩夢は自分だけでは破れなかった殻を破ることができたのだと思っています。 そういう「侑ちゃんがいたからこそ前に進めた」という気持ちが、"そんな私の背中 押してくれたね"、"繋いだ手 その温もりが 胸いっぱいの勇気をくれたから" などの歌詞に現れていると思います。 ("繋いだ手" はスクールアイドル部を探すときに部室棟に向かって手を引かれていた場面なんかも連想してしまいます) 11話の「侑ちゃんだけのスクールアイドルでいい」というのも、単に侑のことが大好きだから他の人がどうでもいいということではなく、この「侑ちゃんの誰かを応援したいという気持ちと歩夢のスクールアイドルとして自分の気持ちを表現したいという気持ちを、2人ならお互いに叶えられると

決意の光

 ※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります 決意の光はこれまでの栞子の物語がかなりわかりやすくそのまま歌詞になっているという印象で、歌詞のほとんどの部分から、それぞれに対応する栞子のエピソードが浮かんできます。 後から見ていくキズナエピソードでの「迷いや悩みも含めて今の気持ちをそのまま伝える」という話や、曲中にもある "飾らずに打ち明けたなら" という歌詞でも言われているように、意図的にわかりやすい歌詞になっているのだと思います。 栞子のまっすぐ系スクールアイドルという肩書きも、これまでのことを言葉で本当に素直でまっすぐに伝えてくれているこの曲と合っているなと思います。 "私が望む遥かな世界"・"誰もが幸せになれる世界" は栞子がスクールアイドルになる前から、生徒会長に立候補したときにはすでに理想としていた世界でした。 姉である薫子がスクールアイドルに入れ込みすぎたせいで人生のキャリアを台無しにしてしまい、不幸になったのだと考えた栞子は、誰も間違った道で失敗しない・適性のある道で成功する世界であれば誰も不幸にならないのだと考え、虹ヶ咲学園をそんな場所にしようと生徒会長に立候補します (薫子周りの事情はこの立候補時点では明かされておらず、1st Seasonの最後で明かされることになりますが……)。 スクールアイドルが栞子にとって失敗の象徴であるが故に、特にスクールアイドルへのあたりが強くなるという偏見が過度にあったことは否めませんが、この適性のある道を選択する手助けをしていくことで不幸を減らす、という考え方自体は僕は今でも間違いだとは思っていません。 あくまでも栞子はそれを強要しすぎていただけで、実際いま好きだけど上手くいかないことをやめて他のことを始めたらそっちの方が自分に合っているし楽しかった、ということだってあるはずですし、事実そういう生徒がいたことはストーリーでも描かれています。 その生徒は (当時の) 栞子と出会ったことで幸せになったはずです。 ただ栞子は生徒会長としての仕事を通じて、自分のやり方では人の心を動かすことはできないこと、そしてスクールアイドルには人の心を動かす力があることを、自分自身も歩夢のステージを通じて体感していきます。 決意の光M

アナログハート

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります アナログハートでは、「アナログ」という言葉が「デジタル」の対義語としてタイトルや曲中で使われていると思います。 璃奈ちゃんは趣味・特技がゲームやアプリ作りだったり、情報処理学科だったり、オートエモーションコンバート璃奈ちゃんボードを使ってライブをしたりと、デジタルな印象が強いと思います。 アナログハート含め、これまでの璃奈ちゃんの曲は電子音がベースになっている曲が多いのも、その印象から来ていると同時に、その印象をさらに補強しているところがあると思います。 「アナログ」という言葉自体はドキピポ☆エモーションでも "心は割とアナログで" と使われています。 ドキピポのその直前の歌詞 "いつまでもずっといつまでも喜びを忘れはしない" に近いアナログハートの歌詞として "ナン億光年先の未来も 消えないよ消えないよ 愛の炎は強いんだ" でずっと気持ちが続くことを歌っていたり、"カガヤク アナタノハート ヨロコブヨ ワタシノハート" で繋がることの喜びを歌っています。 璃奈ちゃんにとって「繋がる」ということが重要なキーワードであることは今更言うまでもないかなと思いますが、璃奈ちゃんが初心である「みんなと繋がることの喜び」をこの曲に至ってもなお、まだ忘れていないんだなと感じます。 "愛の炎" がなぜ炎なのかははっきりとはわからないなぁとも思っているんですが、温度があったりゆらめいたりするところからデジタルではなくアナログな感じがするし、普通の炎は消えてしまうこともあるにも関わらず逆に「ずっと消えない」と歌っているところが、より強さを強調しているのかな、と思ったりします。 初心を忘れていない一方で、"いつのまにか 遠いところまで 歩いていた" などの自分の成長を実感していると受け取れる歌詞もあります。 これはアナログハートに対応するキズナエピソードではなく確かテレテレパシー付近のキズナエピソードだったと思いますが、璃奈ちゃんが「自分みたいに独りになっている子がいるはずで、そんな子に知ってもらいたい」と校内中にPRに行こうとするエピソードがあります。 ドキピポのパフォーマンスで

哀温ノ詩

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります ニジガクみゅ〜じっくウィーク!での初見の印象としては、ついにエマちゃん、というかちゅんるんに歌い上げ系の曲が来てくれたな、という感じだったと思います。 Evergreenのときからこの人めっちゃ歌上手いな (ここに てん☆ふぇす の23話の画像を入れる) という気持ちだったんですが、声のかわいさや曲ののどかさの雰囲気が目立つのであんまりそれが広く伝わってなさそうな気もするなぁ、とも思っていたので、こういうわかりやすく「おうたがたいへんおじょうずですね……」となる曲が来てくれて嬉しかった、という気持ちがありました。 キズナエピソードはかいつまんで言えば、 5話まで:自分がどういうスクールアイドルになりたいのかを模索するお話。幼少期、大雪の夜に親もいない1人の家で過ごしていたとき、動画で観たスクールアイドルのおかげで不安を拭えた経験に立ち返ったことで、「安心」を与えられるスクールアイドルになりたい、という結論に辿り着いた。 13話まで:「声繋ごうよ」に対応するエピソード。日曜保育のボランティアに行ったとき、1人だけ輪から外れていた子を気にかけるエマが、そんな子とも一緒に歌って仲良くなれるような曲を作りたい、という気持ちを込めて作られた曲。 22話まで:「哀温ノ詩」に対応するエピソード。幼い頃に動画で観た、エマがスクールアイドルを目指すきっかけになった人物を探すエマ。探していたスクールアイドルの (もしかしたら間接的な) 後輩である夏川マイが、エマがずっと動画で観ていた曲を受け継いでいたことを知る。しかし、マイは次のライブでスクールアイドルをやめるという。惜しみながらもライブを支えていたエマはラストライブ当日、マイにステージへと呼ばれる。マイ自身も「大好きだからもう聴けなくなるのは嫌だ」と言って先輩から引き継いできた曲を、同じくらい愛してくれるエマへと引き継ぐことを宣言し、一緒にこの曲をパフォーマンスする。これが哀温ノ詩である。 という感じだと思います。 つまり哀温ノ詩はエマ (とあなたちゃん) が自分たちで作った曲ではない、というのがある意味スクスタ楽曲としては初めての形かなと思うのですが、今までの曲も含めたエマの曲として僕が思う大事なエッセンスがこの曲にも共通して現れていると思い

LIKE IT!LOVE IT!

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります 僕マジでこの曲好きなんですね。3rdアルバムから好きな曲を1曲だけ選べと言われたら、イッキョクダケナンテエラベナイヨ~と言いつつ泣きながらLIKE IT!LOVE IT!かSay Good-Bye涙を選ぶと思います。 曲も歌詞もどちらもめちゃくちゃよくて、せつ菜の成長・これまでの軌跡が繋がっているのを感じるエモーショナルなよさもありながら、一緒に歌えるパートあり・せつ菜曲らしい疾走感あり・かっこいいギターあり、のライブで盛り上がれる曲にもなっています。 イントロや間奏などの "Wowow" のところはもちろん、個人的にサビの "LIKE IT!" や "LOVE IT!" も一緒に叫びたいと思ってたので、2ndライブの演出でスクリーンに文字が出たときは嬉しすぎました (いや、だからと言ってみんな言うのかどうかはわかりませんが……)。 こういう曲で僕は突如泣いてしまいがちなんですね。 (1stライブMELODY顎震わせ号泣オタク) ここでせつ菜のスクスタでのストーリーを少し振り返っていきたいと思います。 せつ菜は1st Seasonの特に前半においてかなり重要なポジションなので、メインストーリーから少し触れます。 優木せつ菜はスクールアイドルにおける芸名のようなもので、本名である中川菜々としては、優木せつ菜であることを隠しつつ虹ヶ咲学園で生徒会長をしていました。 ここに現行の生徒会の在り方に疑問を呈した三船栞子が現れ、生徒会長に立候補して生徒会選挙を行います。 結果として菜々は生徒会長を退き、その役割を栞子に譲ることになりました。 元々せつ菜が生徒会をやっていたのは厳しい両親の目をかいくぐり、遅くまで帰らなかったり休日に出かけても疑われることなくスクールアイドル活動を行うため、という理由もありました。 ですが、生徒会をやめたことをきっかけに隠しながらのスクールアイドル活動が困難になり、両親にすべてを打ち明け直談判した結果、説得に失敗し仲違いする様子が、キズナエピソードでも描かれています。 この辺りは本当にせつ菜にとって辛い展開の連続でかなり心が苦しくなってきます。 親の言うことに従い続けてきたせつ菜が家出までして徹底