未来は風のように

TVアニメ1期のエンディングテーマ曲です。
作詞は畑亜貴です。虹ヶ咲はOPの作詞がAyaka Miyakeでしたが、EDは畑亜貴だったため、現状シリーズ通じてEDは全楽曲が畑亜貴作詞ということになります。
虹ヶ咲を除くシリーズのアニメでは、EDを歌うメンバーが話数ごとに入れ替わるのも恒例で、スーパースターも例に漏れず回によって歌唱担当が変わりました。
Liella!は5人であることもあってか、メンバー選定の自由度も高く、より話に合った組み合わせが選ばれていた印象があります。
特に印象的なのは2話でかのんが歩道橋の上で歌い始めようとするところから流れるようにかのんソロの「未来は風のように」に繋がったり (結局その後の3話冒頭では歌えませんでしたが……)、9話でかのんを応援するように残りの4人での「未来は風のように」が使われたところです。
11話のかのんが1人で歌えた後にみんなが集合してから始まる「未来は風のように」がEDとしては初めての5人バージョンになったり、12話では同じく5人ながらも全編5人のユニゾンになることでより結束が強くなったように感じたり、本当に多彩で巧みな使われ方だったなと思います。
ちなみにリリースイベントや1stライブでの披露では、1番がいわゆるキャスト順のソロパートが続く11話版と同じ歌割りになっていて、CDの表題曲版とは違う構成になっています。

歌詞は畑亜貴らしく、Liella!が自分たちの経験や気持ちを語りつつも、この曲を聴いている人に話しかけているような感じがあります。
内容も、自分たちも辛いことがあったけど乗り越えられた、という前向きな気持ちへの転換だったり、"一緒に飛ぼうよ" など引っ張っていくような力強さだったり、ラブライブ!的なキラキラした感じが伝わってきます。
一方で音の構成だったりLiella!の歌声によって、ただ強い・眩しいというよりももっと、優しくて柔らかで繊細な中にも芯の強さがある暖かく穏やかな光という印象になっていて、μ'sやAqoursとも違うLiella!らしさも感じられます。

その曲調もあってか、個人的にはこの曲では前向きさだけを感じるというよりも、苦難に向き合ってきた時間がたくさんあったというところがより強調されて感じられます。
そんな時間もあったけど、それを乗り越えて今前に進もうとしている健気さや芯の強さを感じます。
これはアニメ劇中でどのキャラクターもそれぞれが辛い時間と向き合ってきたという背景から来ている部分もあると思いますし、だからこそ歌詞がどのキャラクターの気持ちと照らし合わせて聞いてもしっくりくるところがある所以の1つかなと思います。
"信じることが大事だと自分に言い聞かせたら" という歌詞も、どこか信じ切れずに心が折れそうになる自分を奮い立たせているようにも捉えられて、弱さも持ち合わせた等身大な女の子たちが頑張ろうとしているようにも感じます。
"小さな存在だけど大きな夢があるから" という歌詞もそれに近くて、今はまだ自信がなくても自分を信じて成長していきたいという、実力的にはまだ輝いているとはいえなくても、心の強さの輝きを感じる部分かなと思います。
そんな彼女たちが "心ごまかすなんて無理さ 夢に素直になろう" "一緒に飛ぼうよ" と呼びかけるからこそ、同じように今うまくいっていなかったり、諦めかけている人たちも共感できて響く曲になっているんじゃないかなと思います。
"小さな存在だけど大きな夢があるから" は、「START!! True dreams」の "いつか僕らもなりたいよ 輝く最光星" と少し重なっている感じがするのもお気に入りのポイントです。

曲の細かな好きな箇所としては、ラスサビじゃなくて2番にブレイクがあるところだったり、"本気で飛ぼう" のところで腕を回す振りが、反動を付けて力を溜めて目一杯高く飛ぼうとしてる感じがするところです。

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