INNOCENT BIRD

曲について

AZALEAの2ndユニットシングルのカップリング曲です。1stシングルがまだ何も知らない恋という感じだったのが、2ndシングルではかなり大人でクールな曲たちになった気がします。少女以上の恋、ということなんでしょうか?それでも、「恋の喜び咲かせます」というコンセプト (?) 通り、恋というか恋愛が始まる前の想いを歌った曲という点はすべて (LONELY TUNING以外) の曲で共通していると思います。

僕の解釈では、歌い手は卵の殻の中に閉じこもっている = 心を開かない相手の殻を破ろうとしている側だと思っています。一方で、「ねえきっと私たち おんなじキモチなの」と言っているように、自身も殻に閉じこもって、相手と同じく殻を破る瞬間 = 運命の出会いを待っている、そう考えています。「何回もないでしょう 一回だけでしょう」とある通り、運命の出会いは一度きり、卵の殻を破って孵化するのも一度きりということかなと思っています。孵った雛は最初に見たものを親と思う、という話も、卵の殻を破った瞬間が運命の出会いという感覚に繋がっているのかもしれません。

「自分はあなたに出会って殻を破ることにしたから、あなたも殻から出る準備をして」と訴えかけても、相手は愛されることを知らず、臆病になっている、そんな世界観かなと思っています。ここでの "INNOCENT" はまっさらで何も知らず、汚れがないという感じを表しているのかなと思います。卵の中でまだ愛することも愛されることも知らないという感じ。愛したいし愛されたいけど、愛されないかもしれないことへの恐怖心もあって踏み出せない、みたいな感覚が描かれていると思っています。そこにあえて、"I love you" ではなく 「Love me, say yes?」と投げかけるのも面白いなと思います。自分は運命を感じてるんだから、あなたも本当は私のことが好きなんでしょ?恐れずに愛して!みたいな。そこで「Say yes!」と大きく言い返すときが、殻が破られた瞬間のような気がします。

ライブではきんちゃんの表情が好きですね。いつもの目がなくなるくらいの笑顔も好きなんですが、クールに決めてる表情もカッコよくて、でもなかなか他の曲では見られないところかなと思います。あとは鞭を打つようにマイクの紐を振る小宮有紗さん、今までとは違う意味で「ダイヤ様」になって、ヤバイですね (語彙がないというよりは語彙を使って表現しようとするとととてもマズイことが起きる)。あとはこの衣装に羽がついてるのはINNOCENT BIRDを意識してるところがあるのかな、とも思ってます。

4thライブに向けて

ユニットシングルはファンミがあるので以下略。「LOVE ME!」はトリコリコでも出てくるフレーズなので、キュートからクールへのギャップを出しつつ連続でやってみても面白いかも。あえて逆順もあり? (名古屋ユニット対抗ファンミはそれに近いセトリだけど、間に投票曲があった)

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