青空Jumping Heart
この曲について
TVアニメ1期オープニング主題歌です。本当に歌詞の一節一節どれも好きで、どこからもキラメキを感じます。「始まった時の ときめきずっと大事にね」このフレーズが本当に大好きです。この曲よりも前に始まりはあって、この曲自体は始まりじゃないけど、その時の初心を思い返してくれる。アニメOPにふさわしい爽やかでフレッシュな曲調がその手助けをしてくれます。キャストにとっての始まりは君ここで、この曲では「いっしょにときめきを探そうよ」と言っています。この曲でも「光の向こうへ ほら一緒にね」というように、"一緒"という言葉が出てきます。1人だけ、Aqoursだけで輝くのではなく、みんなで叶える物語を進んでいく。ラブライブ!サンシャイン!!だけでなく、ラブライブ!としての初心を忘れず「一緒」と言ってくれることが本当に嬉しいです。
僕は昔に体験した気持ちをそのままにいま感じることは不可能だと思っています。でも、そんな気持ちになれた瞬間が自分にあったこと、それを思い返せることは素敵なことだなと思います。だから「あの時のときめきのまま」ではなく「あの時のときめきを大事に」という表現が大好きで、嬉しかった自分、悲しかった自分、感動した自分を大切にしていきたいと思えます。
アニメ劇中ではラブライブ!決勝で優勝後のアンコール曲として披露されました。優勝したAqoursが歌う「始まった時のときめき」という言葉からは、アニメ放送開始時に聴いたのとは違う感覚を感じました。でも思い出すときめきの瞬間は同じで、それもなんとなく不思議だけど嬉しいなと思います。よくペンライトが一面に広がる光景が「光の海」と表現されていますが、アキバドームでのステージは「雲の上を漂っているみたいだった」とも表現されています。これはWATER BLUE NEW WORLDのアニメMVでも美しく表現されましたが、それを踏まえて「青い空が待ってる」という歌詞をみると、WATER BLUE NEW WORLDで雲が晴れた後の青いペンライトの光景が、走り抜けた先に待っていた青い空だったのかなとも思います。そうやってOPの映像を見返してみると、サビ前で千歌が光の中のシルエットに向かって走るシーンも、下の方に少しスモークの雲が薄く伸びていて、WATER BLUE NEW WORLDの演出に通じるものを感じます。流石にたまたまだと思うんですけど。
そのカットについてもう少し言うと、TVアニメオフィシャルBOOK2で酒井監督のインタビューにあるように、この部分はWONDERFUL STORIES前にも似ているのですが、他にも光の中にキャラのシルエットが浮かぶという違う意味で似たカットが、3rdライブの開幕映像でも使われました。これを初めて観た時、僕は青空Jumping Heartのこのカットを思い出していて、「あの時思い描いて、憧れて、目指して走ってきたところに、Aqoursは辿り着いたんだ」という気持ちでいっぱいになりました。しかもその開幕のBGMが「起こそうキセキを!」なので本当にもう……人それぞれ思うところはあると思いますが、僕個人はアニメにおいて歩んできた軌跡の始まりを象徴する曲はやっぱり青空Jumping Heartかなと思っているので、より繋がりを感じて感慨深いものがありました。
他にも「「ちょって待て」なんて無理 飛び出そう」「僕達の中の勇気が騒いでる」「いつものセカイが あたらしい扉を 隠してるの」「夢を抱きしめて Jumping Heart」「太陽が昇るように 夢よ輝いて」「みんなとなら 説明はできないけど 大丈夫さ」好きなフレーズがたくさんありすぎて語りきれないです。それくらい曲全体から夢の軌道を駆け抜けていく輝きが溢れているなと感じます。
ライブでは「青春まっしぐら」のところで一緒に指を差すのも楽しいです。その他にも「夢を抱きしめて Jumping Heart」のところでキャストが3回小さく飛ぶ振りがあるのですが、そのJumpに合わせてブレードを振るのも一緒に踊ってるような楽しさがあります。スクフェスACの青ジャンの CHALLENGE 譜面でここの3回Jumpに合わせてノーツが来るとこがあって、1人で「それ!!!」ってなってました。コールもたくさんあって、何度も披露されてきただけあってみんなの練度も高くてみんなで楽しめる曲だし、大切な曲だなと思います。
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