想いよひとつになれ

曲について

TVアニメ1期11話の挿入歌です。

この曲となるとやっぱり1stライブは避けて通れないと思うんですが、実際それよりも前からめちゃくちゃ好きな曲なんですよね。特に「だいじな夢追うとき だいじなひとがわかる」という歌詞が本当に好きで、本気で夢を追いかけているからこそ、嬉しい時もつらいときも一緒に頑張ってくれる仲間、応援し続けてくれる家族や友達、そういう人の存在を強く感じるし、感謝したくなる。こうやって書くと薄っぺらすぎるし、正直僕なんかでは浅過ぎてこの歌詞の真の意味に辿り着ける気が全然しないくらい深いと思ってるんですが、とにかく大事にしていきたい言葉です。

この曲は2年生が見つけた海の音がメロディに使われているし、ダンスも梨子の代役を曜が務めて千歌と踊るし、と2年生の想いを強く感じる曲です。歌詞も「なにかをつかむことで なにかをあきらめない」は1期10話の梨子への、「だいじな夢追うとき だいじなひとがわかる」は1期11話の曜への千歌の気持ちが現れているんじゃないかと思っています。でも2年生だけではなく全員が、ピアノを弾くような振りや梨子のいる方向を指差す振り、「違う場所へ向かうとしても信じてる」という歌詞で梨子を後押ししている、そんなところも想いがひとつになっている感じがして好きです。

前に引用した佐伯さんのツイートのように、ユメノトビラとの繋がりもメロディから感じられます。間奏でピアノとストリングスが入れ替わりながら主旋律を奏でるところも似てるし、最後がピアノの音で静かに締められるところも同じかなと思います。歌詞も「すれ違ったあとで 同時に振り向いた」はなんとなくユメノトビラのカップリング曲であるSENTIMENTAL StepSを思い出すし、「まじめな顔して 同時に笑い出す」もなんとなく
ラブライブ!1期OP映像のほのえりを思い出します。

今でもこの曲を聴くと、最初のピアノの音が少し外れた幻聴が聴こえてきます。1stライブDay2を久しぶりに見返したんですが、1stライブという今後のAqoursの将来がかかった場で失敗してしまった瞬間、自分の夢もみんなの夢も奪ってしまったという絶望がそこにあったのかなと思って見ていました。もちろんりきゃこのあのときの気持ちを僕が完全に理解できることなんてありえないのですが。そんな中でももう一度立ち直って最後までやり遂げた姿は本当にすごくて偉大だし、「梨子ちゃんの気持ちが少しだけわかった気がします」と言えるところに、梨子ちゃんが本当に好きなんだという想いを感じました。最後の一音を押すときに震えるりきゃこの手を見て、「ふるえる手を にぎって行くんだよ」という歌詞を思い出してしまいます。

あの瞬間、駆け寄るメンバーも信じて見守るメンバーも、きっといろいろな想いがあったと思うんですが、どの行動からもお互いを想う心を感じました。正直あのとき僕はいわゆる「梨香子コール」はしていなくて、呆然としていたというのもあるんですが、その声が逆にプレッシャーにならないかと心配して声を出せませんでした (ちなみに僕はライブビューイングだったので余計何言ってんだこいつ、って感じなんですけど)。後々の話で「その声のおかげで頑張れた」と言っているのを聞いて、本当によかったなと安心してました。その後再開してイントロがうまくいったのを見たらもう感極まってしまって全力でコールしてました。「ひとりじゃない」という歌詞は曲中では自分の中の気付き・歌い手の感じたこととして使われていますが、あんちゃんの歌はまるでりきゃこに強く言い聞かせるようで、こうやって歌に想いが乗っていくんだなと感じました。あのとき確かに会場 (ライブビューイング含む) の想いがひとつになっていたと思います。これからずっとAqoursを応援し続けていきたい、いこうと本気で思ったのはこのときでした。僕にとって忘れられない瞬間です。

4thライブに向けて

正直自分でもやって欲しいのかどうかよくわからないという感覚があります。大好きな曲なんですけど、ことライブとなると簡単な気持ちで聴くことはできないところがあるというか。それはきっと歌う側も同じじゃないかと思っています。とはいえ4thライブはこれまでのAqoursの集大成という場だとも思うので、この機会だからこそ、今のAqoursにとって欠かせないはずのこの曲が披露されて欲しいという想いがあります。

コメント

このブログの人気の投稿

Aqours☆HEROES

キセキヒカル

コワレヤスキ

僕がいい感じになるKeynoteテンプレート「Eli」作った

Märchen Star