ハミングフレンド
曲について
TVアニメ1期OPのカップリング曲です。
「自分の基準があやふや そんな時 こっちだよって言ってくれたマイフレンド」「ゆれるこころの迷いを笑ってくれる」「隠しててもホントは 涙ぐみそうな想いをを察してくれてる」など、自分のことを理解してくれてる親友の存在を歌った曲だと思います。でもこういう歌詞が書ける・歌えるということは、自分も相手のことをよく見て、理解しているってことですよね。一方的にもらっているだけじゃなくて、お互いがお互いを想っていることが伝わってきます。
アニメでのAqoursメンバーも、「やめる?」という言葉で千歌を鼓舞する曜ちゃん、曜ちゃんの様子がいつもと違うことを気にかけて家まで駆けつける千歌、千歌が自分の気持ちを抑えていることを察して優しく抱きしめる梨子、お互いのスクールアイドルへの気持ちを見抜いて背中を押し合う花丸とルビィ、微妙な空気を察して場を明るくしようとおちゃらける善子、2人でコソコソしている果南と鞠莉に気付くダイヤ、そんなダイヤの違和感をいち早く察する果南と鞠莉など、相手をよく見ているからこそ相手の気持ちに気付く、そんなシーンがたくさんありました。「楽しい未来 探しにいくけど 悩んじゃうよね うなずいて手をつないだ」、解決してくれるわけじゃなくても、理解して、一緒に歩いてくれる。そんな信頼関係があるからこそ、「決めたいのに 決められなかったら キミに相談だよ」と言いたくなるのかもしれません。
僕は個人的に優柔不断な方なんですが、でもあまり誰かに相談したりはしない方で、この歌詞のような経験はあまりありません。でもこの曲を聴くとそんな友人がいることを羨ましく思ったり、憧れたりします。なんでも通じ合える関係っていいですよね。自分のことを考えてくれてるのが伝わってきたり、わかってくれてるなと思う瞬間は本当に嬉しいし、大切な誰かにとって自分もそんな存在になれたらな、と思わせてくれる大好きな曲です。
曲調も基本的には明るいし、「Oh Yeah!!」のようなコールもあって楽しいです。それでもただ楽しく盛り上がりまくる、というわけでもなくどこか穏やかな温かさ、優しさのようなものも感じます。そんな絶妙な雰囲気も好きなポイントです。この曲における「ハミング」は、不意に口ずさんだ歌が心地よく重なり合うように、自然体でいることで想いが通じ合う心地よい空気感のことなのかな、なんて考えています。
4thライブに向けて
やってもやらなくてもおかしくない、くらいな感じがします。大好きな曲だし、Aqoursらしい曲だとも思うのでぜひやって欲しいんですが……せっかくなので Thank you, FRIENDS!! と一緒に聴きたいです。
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