ユメノトビラ

曲について

ラブライブ!TVアニメ2期3話の挿入歌であり、ラブライブ!サンシャイン!!TVアニメ1期2話の挿入歌です。この曲をこのブログの流れに入れるかどうか迷うところもあったし、「違う」と思う人もいるかもしれませんが、この曲はAqours、特に今日誕生日の梨子にとっても大事な曲だと思ったので、書きたいと思いました。基本的にSailing to the Sunshineに収録されてる梨子のピアノver.のことにだけ触れます。

元々のアップテンポなユメノトビラに比べてゆったりとして優しいピアノソロは、なんとなく内浦のような少し田舎の澄んだ星空を見上げながら聴いているような静けさを感じます。それでいて、シンプルだからこそしっかりと聴こえるピアノの一音一音や、梨子の力強い歌声、そして歌詞から、一歩一歩しっかりと前に歩いていっているという感覚になります。

佐伯高志さんのツイートから、作曲者側でもユメノトビラは梨子の作っていく楽曲において大事な意味を持っていることがわかります。歌詞にも、「つながり」というワードが形を変えながら "想いよひとつになれ" "WATER BLUE NEW WOLRD" にも現れます。千歌がスクールアイドルをやりたいと本気で思ったきっかけだというこの曲の「Yes!」というフレーズは、2期2話で "君のこころは輝いているかい?" の作詞を終えた際に「私が私に問いかけていた答え」として曲に現れるし、「出会いの意味を見つけたいと願ってる」と歌う梨子は、2期5話で「運命のように出会う。全てに意味がある。」と自分の中に確かにある感情として出会いの意味を見つけています。

1期2話の冒頭で梨子が千歌の部屋の方を見る (このときはまだ千歌の部屋だと知らないわけですが) シーンがあるのですが、あれはまだトビラが閉まっているということなのかなと思っています。梨子がユメノトビラを歌ったとき、そのトビラが開いて、手を伸ばしあうことで、君と僕とのつながりが生まれる。梨子にとってのユメノトビラは、千歌の部屋の窓だったのかもしれません。

思えば青空Jumping Heartは決勝で披露されたことから時系列的にはもっと後で、決めたよHand in Handもミュージカルのような使われ方で物語上は千歌たちが作った曲ではないことを考えると、Aqoursの物語の中で一番最初に歌われた曲はこのユメノトビラだったのかもしれません。Aqoursにとっても、この曲は青春のプロローグなのかなと思います。

4thライブに向けて

まあ普通に考えてやらないと思います。ただ、4thライブのサブタイトルがユメノトビラを収録したOSTのタイトルであること、Final LoveLive!にユメノトビラもあったことなど、文脈上もしもやるならここしかないというタイミングでもあります。万が一やることがあれば、りきゃこのピアノ弾き語りになる可能性もあるかも。でも個人的にはSUNNY DAY SONGをみんなで歌うのを最初のμ's曲にして欲しい気持ちも正直あって、億が一来た場合にどういう気持ちになるのか、自分でもちょっとよくわかりません。とはいえまあ普通に考えてやらないと思います。

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