卒業ですね
曲について
TVアニメ2期BD全巻購入特典曲で、AZALEAのユニット曲です。こちらも歌詞カードを持ってないのでところどころ歌詞を間違えている可能性があります。タイトルからしてそのものずばり、他の全巻購入特典曲たちと同様に卒業をテーマにした曲です。ただ自分の感情を素直に表現するというよりも、なんとなく一歩引いて客観的に自分の状況や感情を見つめている感じがあって、ある意味ちょっと冷めたような感覚もあります。「ですね」で締めるのが自分のことというよりも一般論のように同意を求めてる感じから来るんでしょうか?実際に卒業の瞬間になってもあまり実感が湧かない感じも出ているのかもしれません。
全体的には「もう会えないって知るでしょう」「二度とないってわかるのは もっとずっと先ね」など、未来の自分から見て語っているような感じがあります。あるいはいろんな経験を積んできて、今の自分の感情が過去のものになったときにどう見えるのか予想できるような、達観した感じが「いつの間にか少しだけ 大人になったと感じているの」という感覚なのかもしれません。「今までの私たちから 手を離してしまったのは なぜでしょう」というのも、理想だけをまっすぐに追い求められていた今までの自分達からもっと現実的な考え方をする大人へと近づく姿を、仕方ないと別れを受け入れて手を離してしまう姿に重ねているのかなと思っています。個人的にはいつもAqoursでは希望や理想を夢見る歌詞を書いているけど、現実の自分はもっと冷めているという畑亜貴本人に近い卒業観の歌詞を、そんな文学的な描写が似合うAZALEAに割り当てた、という感じもしています。
冒頭の「ここから右 左へ あなたと私は それぞれの未来選ぶのでしょう」というパートを果南とダイヤで担当していて、別々の場所へ向かう2人を思わせる歌詞だな、と思います。左右に別れて進む様子からは、WONDERFUL STORIESの間奏で別々の方向へと駆け出す振り付けも思い出してしまいます。2番の「思い出のなかを泳ぐでしょう」も、さかなかなんだか?やWATER BLUE NEW WORLDなどで果南が担当していたパートに出てくる「泳ぐ」という表現が出てきて、らしいところだなと思います。
個人的にはサクラバイバイとはまた違った意味で、舞い散る桜が似合う曲だなと思っています。
4thライブに向けて
ユニット曲がどうなるのかはよくわかりません、個人的にはあると思ってますが、そうだとしてもこの曲をやるのかどうかもわかりません。やるとして、特に以前のユニット曲とこの曲のつながりは感じられなかったので、個人的に好きなトリコリコPLEASE!!をやってほしいです (願望)。
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