Say Good-Bye 涙

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります





























ニジガクみゅ〜じっくウィーク!で最初にSay Good-Bye 涙を聴いたとき、僕はメインストーリーもキズナエピソードも1stライブあたりからかなり溜め込んでいて、正直に言って全然進めていませんでした。
その状態でこの曲を聴いたとき最初に思い浮かべたのは、これまでの大西亜玖璃さんでした。


校内マッチングフェスティバルは普通に落選して行けなかったのですが、その夜公演の内容を収録したブルーレイ・Blooming Rainbowを後に観ました。
この公演の中でも一番印象的だったのが「夢への一歩」のDメロ "私があなた 支えられるように もっともっと強くならなくちゃ" の部分で涙を堪えきれなくなる大西亜玖璃さんの姿でした。
ライブ前のトラブルにより迷惑をかけたという思いが語られ、歌詞と重なって感極まってしまったのだと思います。
それと同時にこのとき大西亜玖璃さんは、泣いているんじゃなくて、歌詞のようにみんなを支えられるように、自分も強くなりたいと言っていました。
思い返せばこの時点で、大西亜玖璃さん自身もSay Good-Bye 涙を誓っていました。


一方で、迎えた次の大きなライブイベントである虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の1stライブでも、初日は開花宣言の途中で感極まって泣いていました。
それくらい曲に自分の感情を重ねて、寄り添って歌ってくれることを嬉しく思いつつも、自分で決めた「泣かない」を実現して欲しい、頑張って欲しいと思って見ていました。
1stライブ2日目は泣くこともなく終えらていてよかったし、続くラブライブ!フェスではよりキャパも増えた会場、虹ヶ咲を知らない人も多かっただろう会場で、最後まで涙を流すこともなく堂々と1人花道を歩いていく姿に勝手に感動していました。
そうして大西亜玖璃さん自身が今まで見せてくれた歩夢として歩んだ道が、初試聴時の僕にとってのSay Good-Bye 涙でした。

(このオタク全然Say Good-Bye 涙って曲の話してないな) (これから始めます)



その後2ndライブに向けてメインストーリーとキズナエピソードを進めました。
3rdアルバムの曲が出来た経緯がキズナエピソードで描かれる、という触れ込みの通り、キズナエピソードの内容が歌詞に直接的に現れている部分は多くあります。
例えば2番Bメロ "私のこと私が信じなくちゃ誰が信じてくれるの" では「なんでファンのみんなは自分なんかのことを応援してくれるんだろう」と思っていた考えをファンとの交流から改め、「自分なんか、なんて言ってたら応援してくれるみんなに失礼」という考えに変わった部分が描かれています。
一方で、個人的にはメインストーリー、主に16章までの歩夢から来る印象の方がSay Good-Bye 涙にはより強く出ているようにも感じています。
フルが公開される前の試聴の段階でメインストーリーまで進めたからかもしれません。
直接的ではないですが、1番の歌詞からは「あなた」に頼らず自分の足で進まなければならないという決意が伺えて、それが「あなた」なしでもスクールアイドルを続け、スクールアイドルフェスティバルの実現のために1人でも強く立ち上がった姿と重なりました。
特に最近のメインストーリーが歩夢メインだったこともありますが、最近の歩夢の成長は著しく、いろんな成長の場面とこの曲が自然に重なるのかなと思います。


一方でそれを歌う大西亜玖璃さんは2ndライブでは「歩夢ちゃんが思っていた以上に早く成長していって、自分がそれに追いつけていないんじゃないか」という不安も口にしていましたが、曲名のSay Good-Bye 涙のとおり涙を流すことなく、課題や反省点がまだあってもそれに囚われすぎることなく前を向いていけるマインドを手に入れることができたようで、本当に「一皮剥けた」という感じがしました。
個人的に僕自身はダメなところや失敗があるとすぐ自分はダメだと思ってしまうタイプなので、僕もそうなりたいなと憧れるところでもありました。

Say Good-Bye 涙という曲は歩夢として見ても大西亜玖璃さんとして見ても、今までの出来事・ストーリーが積み重なっての成長を感じさせてくれる、いろんな思い出が蘇っては重なるような曲だなと思っています。



ここまでは曲全体から感じることの話をメインでしてきましたが、もう少し細かいところの話もしたいと思います。

歌詞はどこがよい、とかいうよりは1つ1つ歩夢らしい言葉で綴られているなと思いますし、「こんな気持ちだったけど、今はこう思うよ」というように最初から順を追って、自分の気持ちを変化まで含めて包み隠さず丁寧に歌ってくれるところが素直な歩夢らしいなと思いますし、「私もこう変われた/変わっていきたいと思ってるから、あなたにもできるよ」という優しい応援としても伝わってきます。
好きな歌詞を取り出すと "次に涙流すのは1人じゃなくみんな一緒に最高の景色を見る時だ" は、これからも応援を続けてその景色が見たい!と思わせてくれてやっぱり好きです。
もう1つ挙げると、"ここまで来れたなら ゴールが見えなくたって怖くない" です。
いつも自分に自信がなさそうな歩夢が、「ここまで来れた」と自分の成長をきちんと自分で認めてあげられていることもまた、1つの成長だと思いますし、この曲で目指している姿に確実に一歩近づいている証だとも思っています。
また、"ゴールが見えなくたって" は普通に読むと「ゴールが見えないくらい遠くても」という意味かなと思うんですが、僕は「具体的な夢がわからなくても」みたいな意味もあるのかなと思っています。
僕は歩夢にとっての具体的な「夢」がなんなのか、正直あまりよくわかっていません。今は「目標とする自信に溢れた自分になること」なのかもしれませんが、曲中の "夢叶えるその日まで" はもっとさらに先にあるような気もします。
そんな「具体的な夢はまだわからなくても、スクールアイドルという道を進んでいくことは怖くない」という気持ちなのかな、というのを、おそらくメインストーリーからの流れで僕は考えてしまいます。
実際キャストの方に戻ってみても、虹ヶ咲は新たに10人になったり、アニメ化もあったり、スクスタも2nd Seasonに突入したり、これからどうなるのか全くわからない現在の状況に近いような気もします。
今までもそういう先の見えない状況だったけど楽しめたんだから、これからの道も先がわからなくても楽しみ、そんな感覚に至ったからこその歌詞なのかな、と思っていますし、そういう経験を積み重ねてこられてよかったね、という気持ちになります。


衣装もかなり凛々しく、マントなんかからもヒロインというよりヒーローというような力強さを感じます。
特にパンフレットのポージングの力強さ、表情から満ち溢れる自信は本当にすごく成長したなあと謎の親目線オタクになってしまいます。
個人的には散りばめられたメダルの "A" の文字や腰の "Ayumu" など、自分の名前を連想させる装飾があるところが好きです。
「自分なんか……」と言っていた歩夢が目一杯に自分をアピールしているところからも、今まで述べてきたような成長を表していると感じます。


振り付けは、サビ前の小走りで前に進んでいくところが好きで、今まで一歩一歩 "歩いて" きた歩夢が、力強く、より速いテンポで前に進んでいこうとする気持ちを感じます。
曲自体のテンポも以前の曲たちよりも速くなり疾走感があって、歩夢がこれからさらに前のめりにスクールアイドル活動をしていこうという姿勢の現れかなと思います。
あとは曲の終わりに両手を広げて満面の笑みで終わりますが、これは今までの夢への一歩と開花宣言で共通してあった両手で花を咲かせる振り付けからさらに、花が満開に咲いたという表現なのかなと思って見ています。


僕が特にお気に入りの振り付けは、ラスサビの "夢叶えるその日まで" のところで右手を前に出して人差し指と中指を交互に動かし歩いているように見せる振り付けです。
これはMVで公開されている1番にはなく、代わりに2番Aメロの "歩みは進んでるんだ" のところと前述のラスサビで使われています。
2番Aメロで使われていることで、歩いていく振りなのだろうと推測できます。
まず曲の話に一旦移るのですが、ラスサビの "夢叶えるその日まで" は1番とは違い、いわゆる落ちサビになっています。
その中でも "その日まで" の部分だけ、後ろではピアノのみが使われ、しかもそれまでは別のメロディだったピアノの音が歌詞のメロディとタイミングまで重なります。
僕はライブ前の曲だけ聴いていたときからこの部分を、作曲したあなたちゃんからの歩夢へのメッセージだと捉えていました。
「1人でも歩けるくらいになった歩夢だけど、これからもそばで一緒に歩いて成長を支えていきたい」というメッセージを、ピアノ=あなたちゃんが歩夢のボーカルと重なる音を奏でることで表現している、という解釈です。
そこにライブでは振り付けとして歩く振りを見せられてしまい、これは歩夢がピアノの意味を理解した上で、「一緒に歩いていこう」というアンサーとして入れた、という解釈になりました。
さらには歩くように動かした指がピアノを演奏する指のようにも感じられてきて、お互いに理解し合った上で一緒に歩いていく2人の関係性がそこに詰まっているように感じました。
僕的にこの曲をライブで観る上での最重要ポイントです。



僕は関西人ではないので特にいい感じのオチはないんですが、Say Good-Bye 涙は一言で言うと、歩夢のこれまでを踏まえた上での現在の成長した姿がこれでもか詰め込まれた1曲であるだけでなく、キャスト本人ともリンクする気持ちも感じ取れるような、まさにラブライブ!だなという一曲だと僕は思っています。

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