楽しいの天才

※スクスタ内の各種ストーリーやパンフレット・雑誌、ライブの内容に言及する可能性があります





























他の曲のように歌詞やらスクスタストーリーやらの解釈をしていってもいいんですが、正直楽しいの天才に関しては、本当に2ndライブでの村上奈津美さんのパフォーマンスがよすぎた。
楽しいんですよ。ただただ楽しい。
心から楽しんでパフォーマンスしていると感じるし、その気持ちがノリよくポジティブな歌詞や楽曲と合わさって、観ていてとにかく楽しい。
意味不明なくらい激しい振りをして息が切れているような歌声からでさえ全力でやっている達成感・爽やかさみたいなものをめちゃくちゃ感じて、心配するとかそんな暇なくこっちも全力で楽しんで応えたくなる。
決して歌詞がどうでもいいとかいうことはないんですが、ある意味実際もうどうでもよくて、楽しんだら勝ちだよな、考えすぎて楽しめなくなってる暇とかなくないか???ってなります。
Don't think, feel.


これは他の愛さんの曲でもそうで、音源が決して悪いわけじゃないんですが、やっぱりどの曲もライブで化けるなと感じます。
化ける、っていうか、ここまでくるとライブで真価を発揮することが約束されている、みたいな感じがあります。
いいから、宮下愛はライブ観とけ。とにかく、宮下愛はライブ行っとけ。
そしてライブを体験すると、以降音源聴いたときもそれを思い出してハチャメチャに楽しくなる。
愛さんの楽曲はライブまでやって初めて完成する、という感覚がぴったりだと思っています。
はい、今回言いたいことの9割はもう終わりました。



蛇足ですがもう少し曲の話をすると、僕がかなり今回の歌詞で気付かされたな、と思ったのは "楽しいから笑うんじゃなく 笑うから楽しいんだ!"、あるいは"悲しいから泣いちゃうんじゃなく 泣いちゃうから悲しいんだ!"のところです。
これは言い換えると「感情のせいで行動が変わるんじゃなく、行動によって感情を変えられる」ということかなと捉えています。
2ndライブではステージ上で写真を撮ったりしていましたが、「これも写真を撮るために笑顔を作ると自然に楽しくなる」とも捉えられるなと思いました。
愛さんの曲は楽しいの天才に限らずめっちゃGoing!!でも、ただただずっとポジティブなわけではなく、ネガティブな感情になるときもある、という歌詞があります。
一方で、愛さんが歌詞に書かれている状態までネガティブになっている素振りを見ることはほとんどない気がしています。
これは「行動」という表に見えている部分、僕ら他人から見えている部分をポジティブにすることで実際に感情をポジティブにできているからかもしれません。
愛さんは「楽しいことを自分からどんどん探しに行く」こともよくしていますが、これも楽しい気持ちだからもう楽しいとわかっていることをするのではなく、とにかく行動してみることで楽しい気持ちを見つけていくという考え方だと思います。
本当はネガティブになっていても、自ら楽しいことに向かって行動して感情をポジティブに変換しているから、僕らが見るときには感情もポジティブになっているのかな、と感じます。


とはいうものの "最初は本当泣き虫で 凹むことばっかりありすぎて" とかは、今のところそこまでのエピソードは公開されていない気がします (あったらごめんなさい、勉強不足です)。
これからそういうエピソードも追加されるのかもしれない、と思いつつも、このあたりの歌詞は演じる村上奈津美さん個人に刺さっているようです。
実際めっちゃGoing!!の時点で踊りも大変だしダンスに苦手意識もあったとのことで、悔しい思いもあったと思いますし、「愛はすごいなって」「愛が遠い存在に思えた」という話もしていたと思います。
だからこそ余計にやりきった2ndライブの楽しいの天才が素晴らしいんですが (振り出しに戻る)、この「愛が自分より先にいる」という感覚は、ある意味正しい気がしています。
というのは、愛は「楽しい」を作ってみんなを笑顔にできるスクールアイドルを目指していますが、そのために自分がその「楽しい」を引っ張る存在であろうとしている、と思っています。
実際自分は楽しむことに関しては人より秀でていると思っていて、それは "楽しいの天才" という曲名にも表れていると思いますが、加えて人を楽しませたいと思っているので、一番楽しむのが得意な自分がその楽しいの見本になろう、先導者になろう、と考えている。
これは "振り向けば皆がいるから大丈夫" からも感じられて、自分が先陣を切って、みんなの先頭に立って楽しい世界を作ろうとしている。
大変でも、後ろに付いてきてくれるみんなも楽しんでくれたら自分も楽しめるから大丈夫、そんな感じがします。
そう思うと、宮下愛という存在を追いかけるように成長しながら、自分も一緒に楽しめるようになっていった村上奈津美さんは、ある意味で愛さんとの理想的な関係のようにも感じられます。



あとは普通に曲の好きなところはやっぱりラップですね。
DiverDivaのSUPER NOVAで味を占めたんだろうな、みたいな勝手な妄想をしてるんですが、作詞・作曲のAkira Sunsetさんは自分のグループの曲で自身もラップやったりとラップが好きそうなので、案外本当に (Akira Sunsetさんが) DiverDivaのラップに目を付けた可能性わんちゃんあると思ってます。
実際愛さんのラップは技術的に上手なラップかというとそうではない気がしますが、なんかめちゃくちゃ聴いててカチッとハマるというか、上手く説明はできないんですがすごく好きです。
ラップに詳しくないのでわからないですが他にはないオンリーワンな感じがしています。
まさにスキルよりもノリが命ですね。
あとはダンスだとやっぱり最後の腕をぶん回すところですね。
絶対めっちゃ疲れるけど、これを一緒にやって疲れたい!と思わせてくれるパワーがあるところが楽しいの天才、あるいは宮下愛の魅力だなと思います。
愛さん ハンパな〜い!



あとめっちゃ余談で主に友 & 愛の話になるのですが、当初愛さんがファンを呼ぶのに使っていた「あい友」はファンコミュニティ「愛トモ」ができたことによって置き換えられたのかな、と勝手に思っていたのですが、キズナエピソード21話で明確に愛さんは「あい友」、あなたちゃんは「愛トモ」を使う、と使い分けられていました。
まあこれは「愛トモ」がコミュニティの名前である固有名詞で、「あい友」がもう少しフワッとした、愛さんのファンとか愛さんが好きな人で、「愛トモ」に属している必要はない、という単純な捉え方もあるんですが。
愛から見ると「あい友」で、ファンから見ると「愛トモ」。
どちら側がどちらの単語を漢字にしているか、という部分に「愛さんもファンもお互いを大切に想い合っている」というキズナエピソードが感じ取れます。
そしてそんな「愛トモ」を作ってくれた「あい友」に向けて愛さん自身が作詞した曲のタイトルが友 & 愛であることに、より深みが増したように感じました。

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